エリア別の結果
関東だけ昨年から季節感ガラリ
こちらは、昨年の処暑と今年の処暑の結果をエリア別に比較したグラフです。
目を引くのは関東の結果。昨年は約7割が「夏の終わり」と回答していたのに対し、今年は約6割以上が「夏本番」に。昨年と今年で、季節感が大きく変わっています。
ちなみにその他のエリアでは、昨年と今年の差はほとんどなく、北のエリアほど「夏の終わり」、西のエリアをほど「夏本番」となっています。
目を引くのは関東の結果。昨年は約7割が「夏の終わり」と回答していたのに対し、今年は約6割以上が「夏本番」に。昨年と今年で、季節感が大きく変わっています。
ちなみにその他のエリアでは、昨年と今年の差はほとんどなく、北のエリアほど「夏の終わり」、西のエリアをほど「夏本番」となっています。
関東の季節感の違い、その要因は?
ここからは、昨年と今年で季節感に大きな違いがあった関東の結果に注目してみていきます。
こちらのマップは、ウェザーニュースオリジナル気象観測機『ソラテナ』による昨年と今年の8月23日14時の気温。左が2016年、右が2017年の結果です。
関東北部はあまり変化がないものの、南部は一目瞭然。昨年は30℃に満たないところもありましたが、今年は30℃を超えるどころか、35℃を超えているところが多数あります。
ちなみに、千葉県の横芝光や牛久では35.9℃を記録しました。
関東北部はあまり変化がないものの、南部は一目瞭然。昨年は30℃に満たないところもありましたが、今年は30℃を超えるどころか、35℃を超えているところが多数あります。
ちなみに、千葉県の横芝光や牛久では35.9℃を記録しました。
なぜ関東は暑かった?
ポイントは太平洋高気圧
このところ数日、太平洋高気圧は勢力を弱めていたものの、ここにきて勢力を拡大しています。
昨年の天気図と比較すると、昨年はチベット高気圧が太平洋高気圧を押しのけ、関東は高気圧に覆われていませんでした。しかし今年は太平洋高気圧が関東をすっぽりと覆っています。
つまり、今日の関東の猛烈な暑さは、暖かく湿った夏の空気である太平洋高気圧が勢力を強めたことに起因し、その結果、関東の皆さんの季節感が「夏本番」となったと考えられます。
つまり、今日の関東の猛烈な暑さは、暖かく湿った夏の空気である太平洋高気圧が勢力を強めたことに起因し、その結果、関東の皆さんの季節感が「夏本番」となったと考えられます。
今後も太平洋高気圧は元気!
西・東日本は熱中症対策が必須
明日以降も、西・東日本は暦に抗う暑さが続く予想。特に25日(金)は、東日本や西日本の太平洋側を中心に気温上昇し、関東南部でも猛暑日となる地点がありそうです。
8月も下旬ですが、まだまだ油断せず、万全の熱中症対策を行ってください。
>>ココの詳しい天気をチェック
8月も下旬ですが、まだまだ油断せず、万全の熱中症対策を行ってください。
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