関東南部では大気の状態が不安定になっていて、異なる方向の風の衝突によって発生した模様です。この雲が直接竜巻に発達する見込みは低いと考えられますが、18時前後までは念のため竜巻を含む突風や急な強雨、雷雨に注意してください。

▼現在の雨雲の様子

※レーダー動画がうまく表示されない場合はオリジナルサイトからご確認ください。

竜巻などの激しい突風は、積乱雲の下で発生します。同時に雷が発生することが多いので、雷鳴が危険の目安となります。
ゴロゴロと雷鳴が聞こえたり、普段見ないような真っ黒な雲が迫ってきたら速やかに丈夫な建物の中に避難し、窓から離れた安全な場所で待機するようにしてください。

漏斗雲の太さは、積乱雲のパワーの違いを表しています。

◆左のように細くてクネクネした漏斗雲はまだ切迫していません。
※ただ、細い漏斗雲が太くなることもあるので油断は禁物です。

◆右のように太く真っ直ぐ地上に降りている漏斗雲は大変危険です。