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夏の夜空を彩る「京都五山送り火」の気になる天気

2017/08/16 06:07 ウェザーニュース

16日(水)は祗園祭と並ぶ夏の風物詩「京都五山送り火」が開催されます。

ご先祖様をお見送り

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8月にお盆を行うところでは、今日16日が盆の明けにあたり、ご先祖様をお見送りする日となります。

ご先祖様を送る際、家庭で送り火を炊くところも多いかと思いますが、地域ごとに見ると主に海や川で行われるものと山で行われるものの2種類があります。

海や川の送り火として有名なのは、灯籠流し(または精霊流し)。そして山の送り火として有名なのが今回紹介する京都五山の送り火。毎年遠方から見に来る方も多いようです。

大文字を皮切りに

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2015年に行われた京都五山送り火より
五山の送り火は、最も有名な東山如意ヶ嶽の大文字を皮切りに、5分おきに点火されます。

【点火時間】
大文字  20時
妙法   20時5分
船形   20時10分
左大文字 20時15分
鳥居形  20時20分

ちなみに、点火時の合図が山によって違うことをご存知でしょうか。
2箇所に分かれている妙法は屋上からのライト、船形であれば西方寺の鐘、鳥居形の場合は太鼓がならされ、一斉に点火。夏の夜空を彩る美しい文字が浮かび上がるのです。

来年も無事に会えますように

五山の送り火には下記のような言い伝えがあるそうです。
・お酒や水の入った杯や丸いお盆に点火している大の字を映して飲むと、1年間健康でいられる。
・送り火の消し炭には、厄除けなどの効果がある。

ご先祖様に会える来年まで、健康に、何事もなく過ごせますようにとご利益を頂戴するのも良いかもしれません。
ただ、送り火の第一の目的は、大事なご先祖様をお見送りすることである、ということはお忘れなく。

気になる天気は?

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京都市の天気(16日5時50分時点)
雲が優勢で、午後からは急な雨や雷雨の可能性があり、夜もニワカ雨が心配です。また、ムシムシと厳しい残暑が復活するため、こまめに水分を摂るなど熱中症対策が欠かせません。
お出かけの際は雨具と汗拭きタオルをお持ちください。

▼京都府内の雨雲の様子
radar anim

※レーダー動画が正しく反映されない場合はオリジナルサイトからご確認ください。

また、天気の見解は変わる可能性があるため、お出かけ前に最新の天気をご確認ください。
>>京都駅付近の天気をチェック

参考資料など

【参考・参照元】
京都市観光協会「京都五山送り火」https://www.kyokanko.or.jp/okuribi/index.html
佛教大学通信教育課程「健康に効く
五山の送り火?」http://tsushin.bukkyo-u.ac.jp/manabi_concierge/wonder/1_gozan_no_okuribi/
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