被害リポート
台風5号は8月5日(土)に奄美に最接近。瀬戸内町付近では1時間に120mm以上の記録的短時間大雨情報が発表されるなど各地で激しい雨に。奄美や屋久島では50年に1度といわれるほどの大雨となりました。喜界町のウェザーニュース会員からはバナナの木が折れたという報告も。
その後、九州南部を進み、高知県の室戸市付近を通過。7日(月)11時10分頃には室戸岬で最大瞬間風速40.0m/sを観測。
その後、九州南部を進み、高知県の室戸市付近を通過。7日(月)11時10分頃には室戸岬で最大瞬間風速40.0m/sを観測。
台風接近前から激しい雨
今回は、台風から離れていても各地で激しいに…。「アウターバンド」と呼ばれる台風の外側にできる発達した雨雲の帯ができていました。激しい雨や雷雨のほか、竜巻や突風が発生することもあり、実際に、愛知県豊橋市では7日(月)16時半頃に竜巻とみられる突風被害も発生しました。
滋賀県・姉川が氾濫
台風による大雨で増水していた滋賀県長浜市を流れる姉川が、同市の大井橋付近で氾濫しました。滋賀県では台風本体の雨雲や日本海から台風に向かって流れ込む活発な雨雲の影響で雨量が増え、上流に当たる米原では8日(火)2時までの24時間に239.5mmの雨を観測。8月1ヶ月分の2倍近い雨量に。
交通にも影響大
台風5号の影響で、小笠原諸島や奄美方面、九州南部・四国・中国・近畿・中部エリアなどの鉄道や道路・航空・船舶にも大きな影響が出ました。