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台風の目が室戸岬を通過 空と陸から変化を捉える

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2017/08/07 11:58 ウェザーニュース

台風5号は7日(月)10時頃に高知県室戸市付近を通過しました。台風が勢力を保っていることから、ひまわり8号による可視画像ではまだ台風の目が確認でき、ちょうどその部分が室戸市付近にあることがわかります。

現地の様子

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元リポートはこちら

台風通過時に現地(室戸市)にいたウェザーニュース会員からは、10時7分に
「台風の目に入り、空が少し明るくなって蝉も鳴き始めました。この後強烈な吹き返しがあると思われます。」
「薄日が見え始めました。クマゼミが合唱を始めています」
と、変化を示す報告が届いています。

室戸岬町の風向・風速の変化

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台風通過後も吹き返しの風に注意

室戸岬のアメダスの観測によると、9時20分は東南東の風27m/sが吹いていましたが、その後は弱まりながら南南西、南西と風速が変化し、10時10分には西の風3m/s。そして台風の目に抜けた後は再び風が強まり、11時には北西の風32m/sを観測しています。

今回の台風は吹き返しの風が強いことも特徴のひとつ。通過後も油断ができません。

台風5号はこの後も東に進み、昼過ぎには近畿エリアに上陸する恐れがあります。強まる雨風に警戒が必要です。
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