今季一番の危険な暑さに
昨日5日(土)は、福岡県糸島市前原で38.9℃を記録しましたが、すでに迫る勢いです。
山口県の萩市は、11時26分に38.1℃を観測しました。1948年の観測開始以来、最も高い気温で、1994年8月12日の37.9℃を抜いて、23年ぶりに更新しました。また、大阪は36.7℃(午前11時50分現在)まで上がり、今シーズン一番の暑さとなっています。そのほか、山陰や近畿北部など日本海側を中心に体温を超えるようような危険な暑さとなってきています。
山口県の萩市は、11時26分に38.1℃を観測しました。1948年の観測開始以来、最も高い気温で、1994年8月12日の37.9℃を抜いて、23年ぶりに更新しました。また、大阪は36.7℃(午前11時50分現在)まで上がり、今シーズン一番の暑さとなっています。そのほか、山陰や近畿北部など日本海側を中心に体温を超えるようような危険な暑さとなってきています。
まさに“風炎(ふうえん)”
台風によるフェーン現象
日本海側でこれほど気温が上がっているのは、台風5号の間接的な影響です。
台風によって送り込まれた暖かく湿った南風は、太平洋側では雨を降らし、山を越えて日本海側に流れ込む時には、高温の乾いた強風となって吹き下ろし、気温を上昇させています。これは『フェーン現象』と呼ばれる現象で、元々は外来語ですが、かつては「風炎(ふうえん)」という当て字も使われました。
台風によって送り込まれた暖かく湿った南風は、太平洋側では雨を降らし、山を越えて日本海側に流れ込む時には、高温の乾いた強風となって吹き下ろし、気温を上昇させています。これは『フェーン現象』と呼ばれる現象で、元々は外来語ですが、かつては「風炎(ふうえん)」という当て字も使われました。
特に夕方までは熱中症に警戒
今日は強い日差しも加わって、危険な暑さとなっています。山陰や近畿北部、北陸エリアでは午後も40℃近い暑さが続く見込みです。夕方までの最も暑い時間帯は、涼しい室内などで過ごすなど熱中症対策が必要です。
>>現在地の詳しい天気・気温を確認
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