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奄美で50年に一度の大雨、土砂災害の恐れも、6日は九州上陸の恐れ

5日8時35分頃の台風の雨雲

2017/08/05 08:55 ウェザーニュース

台風5号の影響で、奄美大島は昨夜から断続的に激しい雨が降り続いています。未明までは北部の名瀬市などで雨が強まり、24時間の降水量が400mm近くに達しました。
鹿児島県奄美市より(5日6時40分撮影)
夜明け頃からは南部の瀬戸内町などが雨の中心になって、レーダー画像による雨量が120mm以上と解析されたため、観記録的短時間大雨情報を3回発表。

▼現在の雨雲レーダー

※レーダー動画が正しく表示されない場合はオリジナルサイトからご確認ください。

また、瀬戸内町にある気象観測器のアメダス古仁屋では午前8時までの3時間に210.5mmの雨を観測しています。

これは瀬戸内町で50年に一度に降る雨の想定量を上回っており、土砂災害の危険性が非常に高まっています。
激しい雨が継続しているため、大規模な土砂災害や洪水などに厳重な警戒が必要です。

>>がけ崩れと土石流の前兆

6日は九州上陸の恐れ

今後はゆっくりと北上を続け、トカラ列島や種子島・屋久島を暴風域に巻き込んでいきます。6日(日)になるとやや東寄りに進路を変え、強い勢力のまま九州の南部に接近、上陸する見込みです。

その後はやや速度を上げて、四国、中国地方を通過していきます。進路に当たるエリアでは特に警戒をしてください。
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