発達のボーダーは26〜28℃
一般的に、台風の発生・発達に必要な海面温度は26.5℃、また、さらに発達・維持するために必要な海面温度の条件はおよそ28℃以上と言われています。
現在の台風の位置が東経137度の辺りですが、このあたりの海域の海面温度は28℃。
そして、日本の南海上の東経140度より西では28℃以上と、台風の発達に十分な水温となっています。
現在の台風の位置が東経137度の辺りですが、このあたりの海域の海面温度は28℃。
そして、日本の南海上の東経140度より西では28℃以上と、台風の発達に十分な水温となっています。
平年より1〜2℃海水温が高い海
現在、西、東日本の南海上(黒潮域)は平年に比べて1〜2℃ほど高く、今予想されている進路予想範囲内では、東に行っても西に行っても勢力維持(場合によっては発達)する可能性が十分にあります。
中でも九州の南海上はかなり北の方まで30℃以上と高くなっており、暖かな海域を進むコースになるほど台風の勢力が衰えず、さらに危険な進路と言えそうです。
さらに、通常であれば台風通過時に台風の風で海の表面が撹拌されるため、日本に接近すると多少水温が下がって勢力が弱まるのですが、今年は海の深い所まで水温が高い状態が続いています。つまり勢力が落ちないという状況です。
西・東、どちらに進んでも、この勢力で直撃すると、大きな影響を及ぼします。
中でも九州の南海上はかなり北の方まで30℃以上と高くなっており、暖かな海域を進むコースになるほど台風の勢力が衰えず、さらに危険な進路と言えそうです。
さらに、通常であれば台風通過時に台風の風で海の表面が撹拌されるため、日本に接近すると多少水温が下がって勢力が弱まるのですが、今年は海の深い所まで水温が高い状態が続いています。つまり勢力が落ちないという状況です。
西・東、どちらに進んでも、この勢力で直撃すると、大きな影響を及ぼします。
進路が定まるのは8/3(木)昼頃
3日(木)頃になると台風の上陸の有無や上陸する場合はその地点がある程度固まり、雨風の予想や生活・交通への影響もより詳しくお伝えできる予定です。