各国の予想13パターン、意見割れる(7/31)
上図は、7月31日3時の時点で台風を監視する世界各国機関による5号の進路予想をまとめたものです。
東日本へ進む・西日本へ進む・沖縄方面へ進む・東の海へ離れるモデルとバラつきがあることが分かります。
なぜここまでバラつくのか。
台風は太平洋高気圧の周りを沿うように進むため、高気圧の大きさ・位置を計算できるかが、進路予想に大きく影響します。
通常はこの高気圧の大きさ・位置が見当がつきやすいため、各国の進路予想にここまでの大きな違いはみられません。沖縄の南からカーブを描いて右曲がりに接近するコースが、よく見る予想です。
一方で今回は高気圧の大きさ・位置が通常とはかなり異なるようで、それが世界のコンピューターの計算結果(予測モデル)が割れている要因になっています。
東日本へ進む・西日本へ進む・沖縄方面へ進む・東の海へ離れるモデルとバラつきがあることが分かります。
なぜここまでバラつくのか。
台風は太平洋高気圧の周りを沿うように進むため、高気圧の大きさ・位置を計算できるかが、進路予想に大きく影響します。
通常はこの高気圧の大きさ・位置が見当がつきやすいため、各国の進路予想にここまでの大きな違いはみられません。沖縄の南からカーブを描いて右曲がりに接近するコースが、よく見る予想です。
一方で今回は高気圧の大きさ・位置が通常とはかなり異なるようで、それが世界のコンピューターの計算結果(予測モデル)が割れている要因になっています。
いずれにしても各地に影響か
進路が現時点で定まらない台風5号ですが、どこに進んだとしても、直接的・間接的に何らかの影響が考えられます。
◆西日本へ進んだ場合
西日本では大雨・暴風に警戒が必要です。特に紀伊半島、四国太平洋側、九州南部などが警戒エリア。
一方で東日本は直撃しないものの、台風が運んできた湿った空気の影響で結果的に大雨になる恐れがあります。
また、北陸はフェーンによる猛暑も考えられます。
◆東~北日本へ進んだ場合
北、東日本は太平洋側ほど大雨、暴風に警戒。
一方で西日本や北陸・東北の日本海側は台風の間接的な影響で猛暑になる可能性があります。
◆西日本へ進んだ場合
西日本では大雨・暴風に警戒が必要です。特に紀伊半島、四国太平洋側、九州南部などが警戒エリア。
一方で東日本は直撃しないものの、台風が運んできた湿った空気の影響で結果的に大雨になる恐れがあります。
また、北陸はフェーンによる猛暑も考えられます。
◆東~北日本へ進んだ場合
北、東日本は太平洋側ほど大雨、暴風に警戒。
一方で西日本や北陸・東北の日本海側は台風の間接的な影響で猛暑になる可能性があります。
※追記※2日3時時点での情報
2日の時点でだいぶ西に予想がまとまってきています。
つまり、「東日本への直撃はほぼない」という各機関の意見が揃ってきていることが言えそうです。
一方で西日本方面に近づくといっても、まだかなりのバラつきがあります。
上陸するのか、接近するだけで海上を抜けていくのかはまだ定まらないですが、強い勢力を保って近づく予想のため、いずれにしても西日本の広い範囲に影響があることには間違いありません。
つまり、「東日本への直撃はほぼない」という各機関の意見が揃ってきていることが言えそうです。
一方で西日本方面に近づくといっても、まだかなりのバラつきがあります。
上陸するのか、接近するだけで海上を抜けていくのかはまだ定まらないですが、強い勢力を保って近づく予想のため、いずれにしても西日本の広い範囲に影響があることには間違いありません。
【ここが注目】進路が定まるのは8/3(木)昼頃
では、一体、いつになったら進路が定まってくるのか?
8月3日(木)昼頃になると、台風5号の進路が定まり、進路予想と各地への影響をお伝えできる予定です。
根拠としては、2日(水)になると現在ばらつきのある各国の台風進路予想の計算がまとまってくるからです。
さらに、3日(木)頃になると台風の上陸の有無や上陸する場合はその地点がある程度固まり、雨風の予想や生活・交通への影響もより詳しくお伝えできる予定です。
生活に密着したどこよりも詳しい台風情報をお伝えしていきますので、引き続き最新情報をこまめにご確認ください。
>>最新の台風5号情報
8月3日(木)昼頃になると、台風5号の進路が定まり、進路予想と各地への影響をお伝えできる予定です。
根拠としては、2日(水)になると現在ばらつきのある各国の台風進路予想の計算がまとまってくるからです。
さらに、3日(木)頃になると台風の上陸の有無や上陸する場合はその地点がある程度固まり、雨風の予想や生活・交通への影響もより詳しくお伝えできる予定です。
生活に密着したどこよりも詳しい台風情報をお伝えしていきますので、引き続き最新情報をこまめにご確認ください。
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