「初めて見る雲。傘みたいな雲です。」

モクモクと巨大な積乱雲の頂が、大きく水平に広がっています。「エリンギみたいな雲」という声も。
金属加工に使う作業台「金床」に似ていることから『かなとこ雲』と呼ばれます。これは、積乱雲が空高く限界まで発達しているサインです。大きく開いた傘の部分より上空は成層圏で、それ以上に雲は成長しません。

かなとこ雲が見られる積乱雲の真下では、ゲリラ豪雨となっていることが多く、激しい雨のほか、落雷や突風など注意が必要です。

これから真夏にかけて、こうした雲が現れ、覆いかぶさるように近づいてくる場合は、激しい雷雨に備え、建物の中など安全な場所へ避難してください。

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▼ 海を挟んだ岡山県からもエリンギ雲…かなとこ雲が！

「海岸線から見える空です。」

「メッチャ見事なかなとこ雲～☆」