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さあ、おへれんせ!盛岡さんさ踊りの見所と天気

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2017/08/01 05:46 ウェザーニュース

8月1日〜4日まで、岩手県の盛岡市では「盛岡さんさ踊り」が行われます。

さんさ踊りの始まり

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昨年のさんさ踊りの様子(2016年8月2日)
さんさ踊りの歴史は長く、江戸時代より受け継がれています。
始まりには諸説ありますが、特に言われているのが「三ツ石神社の伝説」です。

その昔、羅刹(らせつ)という悪さばかりする鬼がいました。なんとかできないものかと思った里人たちは、三ツ石神社の神様に羅刹の退治をお願いします。
すると神様は鬼を捕らえ、二度と悪さをしないように約束させました。
三ツ石神社の境内にある大きな石には、誓いの証として鬼の手形が押され、平穏な日々を取り戻すことができたのです。

その際、里人たちが石の周りを「さんささんさ」と喜びながら踊ったことが、さんさ踊りの起源と言われています。

さんさ踊りの見所

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昨年のさんさ踊りの様子(2016年8月3日)

パレード

さんさ踊りの見所と言えば、1日から4日の各日に行われるパレード!
伝統さんさ踊りがメインのものやミスさんさと太鼓連(ミス太鼓、ミス横笛、うたっこ娘)がメインのものなど、様々なものがあります。

さらに、最終日には太鼓だけを集めた「世界一の太鼓パレード」が行われます。
2014年に「和太鼓同時演奏」の世界記録に認定されたこのパレードは圧巻です。

輪踊り

パレード終了後には「輪踊り」というものがあり、誰でも参加して踊ることができます。
見て楽しいのはもちろんですが、参加しても楽しいのがさんさの魅力です。

「でも、どんなふうに踊ればいいのかわからない…」

そんな時は、一般の方にも踊りを教えてくれる「さんさ、おへれんせ師匠」という方がいますので、ご安心を!
※おへれんせは岩手の方言でお入りなさいという意味です。

大迫力のパレードを楽しんだ後は、ぜひ皆さんも踊ってみませんか?

気になる天気は?

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お祭りスタートの今日は、穏やかな空。昼間は汗ばむような暑さになります。

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2日(水)以降も、お祭り期間中は日差しが届きます。
ただ、山沿いを中心にニワカ雨の可能性も。お祭りに出かける際は、折りたたみ傘があると安心です。
また、ムシムシとした体感で、こまめな水分補給など暑さ対策も必要です。

参考資料など

【参照・参考元】
盛岡さんさ踊り公式ホームページ http://www.sansaodori.jp/
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