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【九州豪雨】8日(土)も雨が強まる恐れあり

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2017/07/08 15:04 ウェザーニュース

今日8日(土)は、梅雨前線が中国四国付近に停滞します。
前線に向かって暖かく湿った南西風が流れ込むため、九州や中国四国エリアの広い範囲で雨雲が発達しやすい気象条件です。

◆現在の雨雲の様子
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最新のレーダー画像が表示されない場合は、オリジナルサイトからご確認ください。

強雨や雷雨に注意

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8日(土)も、西日本の各地で雨の可能性があります。
南西からの風を受けやすい長崎や熊本、鹿児島県薩摩地方のほか、山で雨雲が発達しやすい内陸エリアを中心に各地で強い雨や雷雨の恐れがあります。

▼雨の強さ(予想)
強い所で1時間60~80mm
(滝のような雨)
▼雨量合計(予想)
100~150mm

九州北部や島根県、広島県ではこれまでの雨で地盤が緩んでいる所もあるため、引き続き土砂災害や川の増水に警戒が必要です。

>>現在地の詳しい天気をチェック
>>大雨のイメージと雨量の関係

昼間の気温は30℃前後…
熱中症等にも注意

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14時40分時点の実況気温

こまめな水分補給や休憩を、
休憩は時間を決めて

昼間の気温は30℃前後で、平年並みもしくはやや低いものの、湿度が高く、ムシムシジメジメとした不快な暑さが続きます。
復旧作業をされる方も、避難所で過ごされる方も、熱中症にご注意して、こまめな休憩や水分補給など対策を行ってください。

※復旧への想いから、知らずに知らずのうちに作業を続けるなど無理をしてしまいがちです。30分ごとや1時間ごとなど、時間を決めて必ず行うことが大切です。

※水分補給は、一度に大量に飲まずになるべく口中に水が含まれている状態を保つことと、少量の塩分も同時に摂ることをお勧めします。


◆引き続き二次災害にも注意
二次災害を防ぐためにも、急な斜面や川の近く、半壊した建物の近くには近づかないようにしてください。
やむを得ず車中で過ごす場合は、エコノミークラス症候群予防のため時間を決めて運動をすることが大切です。
救助活動や復旧作業に携わる方やボランティアとして被災地に向かう方は、引き続き最新の気象情報を確認の上、身の回りの安全を十分に確保して活動を行ってください。

>>現在地の詳しい天気をチェック

土砂災害リスクを確認

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土砂災害の警戒レベル(8日5時時点)
>>最新の土砂災害リスクを見る
↑大分県日田市の小野川が土砂でせき止められて危険なことから、流域界を地図に追加しました。この範囲に降った雨は小野川に流れ込みます。

これまでの雨で地中に大量の水分を含んでいる場所は、少しの雨でも油断できません。
下記の前兆がでていたら、直ちに避難行動をとって下さい。

今後の注意点

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また、降り続ける雨で氾濫危険水位に達する河川や、氾濫する河川が増えてくる恐れがあります。周辺の状況を確認し、いざという時の準備をしておいてください。
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