注目すべきは “梅雨前線の位置”
◆昨年は調査日の前に前線北上
梅雨前線の南には夏の暑い空気が控えています。
今回の調査日から前数日間の気温と天気図を比較してみると、昨年は一時的にではあるものの、調査日数日前は梅雨前線が北上して夏の暑い空気が流れ込み、西日本や東日本を中心に平年よりも気温が高くなりました。
しかし、今年の調査日前は太平洋高気圧の勢力が強まらず、梅雨前線はあまり北上していません。このため、暖かい夏の空気の流れ込みが弱く、平年並みの気温となったところが多かったのです。(ただ、今年も30日頃からは梅雨前線が北上しています。)
梅雨前線の南には夏の暑い空気が控えています。
今回の調査日から前数日間の気温と天気図を比較してみると、昨年は一時的にではあるものの、調査日数日前は梅雨前線が北上して夏の暑い空気が流れ込み、西日本や東日本を中心に平年よりも気温が高くなりました。
しかし、今年の調査日前は太平洋高気圧の勢力が強まらず、梅雨前線はあまり北上していません。このため、暖かい夏の空気の流れ込みが弱く、平年並みの気温となったところが多かったのです。(ただ、今年も30日頃からは梅雨前線が北上しています。)
今年は最低気温が高くならなかった!
ウェザーニュースでは、この調査をここ数年実施しており、これまでの検証から、「調査前一週間の範囲で、最低気温が25℃以上(つまり熱帯夜!)となると、30%以上の方が大合唱を聞くようになる」という結果が出ています。
今年の調査日前数日は梅雨前線があまり北上せず、夏の暑い空気の流れ込みが弱かったために、最低気温があまり高くなりませんでした。このため、昨年と比べるとセミの鳴き声を聞いた割合が少なかったと考えられます。
今年の調査日前数日は梅雨前線があまり北上せず、夏の暑い空気の流れ込みが弱かったために、最低気温があまり高くなりませんでした。このため、昨年と比べるとセミの鳴き声を聞いた割合が少なかったと考えられます。
今後は段々と
セミの鳴き声が聞こえそう!
2日の調査以降、4日の最低気温は関東から西のエリアの各地で25℃以上となっています。
また、ウェザーリポートでも報告が届いており、気象台の観測発表もされているところがあります。
今後、梅雨前線は南北に動きながら、少しずつ北上。これに伴って夏の暑い空気に覆われる日が多くなって、セミの活動は活発になる見込みです。ミ〜ンミン、シャーシャーと大合唱となる日もそう遠くなさそうです。
また、ウェザーリポートでも報告が届いており、気象台の観測発表もされているところがあります。
今後、梅雨前線は南北に動きながら、少しずつ北上。これに伴って夏の暑い空気に覆われる日が多くなって、セミの活動は活発になる見込みです。ミ〜ンミン、シャーシャーと大合唱となる日もそう遠くなさそうです。