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蚊の被害、昨年よりも少なめ?(2)

2017/06/28 00:32 ウェザーニュース

前述した通り、気温25~30℃の場合、蚊はわずか10日ほどで卵から成虫になります。
そこで、『最高気温が25℃を超える日が多くなれば、蚊の数も増えて、活動も活発になると考えられる』という仮説の元、蚊の出現率が減った理由を気温から検証してみました。

昨年よりも気温が低め

こちらのグラフは、昨年と今年の、最高気温が25℃以上になった割合を比較したものです。(期間:5/10〜6/26)

昨年よりも「蚊に刺された」方が10ポイント以上減った甲信・北陸、そして東北は、他のエリアに比べて、25℃以上の日数が昨年より大幅に減っていることがわかります。

気温の他には…水!

蚊の活動に影響するものとして、気温の他に“水”があります。蚊の幼虫は水中で生活するので、蚊は水たまりがある所に出現しやすくなるのです。

北陸・甲信、降水量は平年の半分以下も…

そこで、ここ1ヶ月降水量(5/28~6/28)を見ると、西・東日本では広く平年以下となっており、特に蚊の出現率が減った北陸や甲信では平年の半分以下となっていました。

これらのことから、今年の北陸や甲信エリアでは、気温・降水量ともに蚊の生育条件が整っておらず、出現率が減ったと考えられます。

今後の蚊の活動は?

蚊の被害、拡大の予感…

週後半は梅雨前線が段々と北上し、雨のエリアが北へ移動します。南から暖かい空気が流れ込み、気温は全国的に25℃を超える日が増加。北日本でも蚊の生育条件が整うため、蚊との遭遇率も上がっていきそうです(・・;)

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