索餅から素麺へ
七夕にそうめんを食べるようになったのは、中国のある伝説に基づいているという説があります。
とある昔、7月7日に亡くなった皇帝の子どもが、たたりとなって町全体に病気を流行らせました。
この事態を解決すべく、その子どもが好物だった索餅(さくべい)を供えました。
※索餅とは、縄のように編んだ小麦のお菓子。
すると怒りは鎮まり、町にも平穏な日々が戻りました。
ここから、7月7日に索餅を食べると1年間病気をせずに暮らせるということで、七夕の行事食になりました。
索餅や七夕自体は、古くから日本に伝わっていたようですが、広まったのは平安時代の頃。
宮中行事として七夕を行い、中国にならって七夕に索餅を供えたそうです。
この索餅、実はそうめんの原型ではないかと言われています。小麦を練って縄状にしたものが後にそうめんとなり、そうめんが七夕に食べるものへと変わったようです。
とある昔、7月7日に亡くなった皇帝の子どもが、たたりとなって町全体に病気を流行らせました。
この事態を解決すべく、その子どもが好物だった索餅(さくべい)を供えました。
※索餅とは、縄のように編んだ小麦のお菓子。
すると怒りは鎮まり、町にも平穏な日々が戻りました。
ここから、7月7日に索餅を食べると1年間病気をせずに暮らせるということで、七夕の行事食になりました。
索餅や七夕自体は、古くから日本に伝わっていたようですが、広まったのは平安時代の頃。
宮中行事として七夕を行い、中国にならって七夕に索餅を供えたそうです。
この索餅、実はそうめんの原型ではないかと言われています。小麦を練って縄状にしたものが後にそうめんとなり、そうめんが七夕に食べるものへと変わったようです。
そうめん調査実施!
七夕にそうめんと聞いて、「そうそう」と納得した方と「えっ、そうめん?」と驚いた方がいると思います。
そこで、実際七夕にそうめんを食べている地域はどこか、全国のウェザーニュース会員9,554人に『七夕に何かを食べる風習があるか』を調査をしてみました。
そこで、実際七夕にそうめんを食べている地域はどこか、全国のウェザーニュース会員9,554人に『七夕に何かを食べる風習があるか』を調査をしてみました。
近畿・九州北部などで食べる傾向あり?
全体としてはそうめんを食べる割合は多くなかったものの、都道府県でみると、近畿北部や九州北部などでそうめんを食べる割合がやや高い傾向に。
地域性の要因までは分かりませんでしたが…もしかしたら、昔から食べられているところもあるのかもしれませんね。
また、食べると回答した中には、
『そうめんに星形にした野菜をのせる』
『天の川のように流しそうめんを食べる』
と七夕風にアレンジしているコメントもちらほら。七夕がもっと楽しくなりそうですね♪
地域性の要因までは分かりませんでしたが…もしかしたら、昔から食べられているところもあるのかもしれませんね。
また、食べると回答した中には、
『そうめんに星形にした野菜をのせる』
『天の川のように流しそうめんを食べる』
と七夕風にアレンジしているコメントもちらほら。七夕がもっと楽しくなりそうですね♪
そうめんで無病息災を願う…
7月に入り30℃を超える日も多くなり、日に日に増す暑さ…。そうめんは暑さで食欲が減退するこの時期にぴったり!
今年の七夕は短冊でお願いごとを書くだけでなく、そうめんを食べて無病息災を願ってみてはいかがでしょうか?
今年の七夕は短冊でお願いごとを書くだけでなく、そうめんを食べて無病息災を願ってみてはいかがでしょうか?
参考資料など
【参照・参考元】
京都地主神社「みんなで七夕祭り!料理編」http://www.jishujinja.or.jp/tanabata/p_recipe/recipe04.html
全国乾麺協同組合連合会「七夕は「そうめんの日」7/7に願いをこめて」http://www.kanmen.com/
市毛弘子「近世を中心として 索餅の起源と用いられ方, および索餅から索麺への変遷過程 (第2報)」『家政学雑誌』Vol. 37 (1986) No. 6 P 465-473
京都地主神社「みんなで七夕祭り!料理編」http://www.jishujinja.or.jp/tanabata/p_recipe/recipe04.html
全国乾麺協同組合連合会「七夕は「そうめんの日」7/7に願いをこめて」http://www.kanmen.com/
市毛弘子「近世を中心として 索餅の起源と用いられ方, および索餅から索麺への変遷過程 (第2報)」『家政学雑誌』Vol. 37 (1986) No. 6 P 465-473