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この時期は要注意!「グレア現象」

2017/09/10 19:15 ウェザーニュース

日が落ちた後の運転で、雨に遭遇することがあると思います。そんな時、特に注意が必要なのが「グレア現象」です。

雨の夜の運転

雨の夜、助手席から撮影された写真
夜の雨の運転で、何が気になりますか?

写真を見ると、多くの人が「まぶしくて視界が悪くなっている」ことが気になるのではないでしょうか。このような状況では『グレア現象』に遭遇し、事故を起こしてしまうかもしれません。

グレア現象?

対向車と自車のヘッドライトが重なる部分で、お互いの光が反射し合い、その間にいる歩行者等が見えなくなってしまう現象。

これがグレア(蒸発)現象です。

この現象自体は天気に関係なく夜間は起こりうる現象です。
しかし、ここにさらに雨が降ると、路面の雨水にライトの光が乱反射し、センターラインや停止線、横断歩道といった道路標示が見えなくなることがあります。

このような状況では、自分の車線確認に気をとられ、歩行者などの発見が遅れてしまうことがあります。信号機のない交差点や横断歩道などでは特に注意が必要です。

雨天・夜間の運転の心得

雨天時の事故でもっとも多いのはスリップ事故ですが、夜間は視界が悪くなることから、昼間よりも事故の発生確率が高まるとのこと。
◆危険を予測する
◆スピードを抑える
◆車間を広くする
以上を心がけ、安全運転に努めましょう。

また、雨天時の運転に備え、日ごろから車両の点検・整備しておくことも大切です。
◆ワイパーの作動状態を確認
◆ガラスの油膜を取り除く
といった部分も要チェックです。

出典:JAF(日本自動車連盟)
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