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七夕とも関係あり!?7月の別名「文月」の由来

2017/07/06 16:14 ウェザーニュース

早いもので1年も半分が終わり、今月からはいよいよ下半期に突入です。

さて、そんなある種の節目となる7月は「文月(ふみづき)」という別名を持っています。
いったいなぜ、このような名前がついたのでしょうか?

説その1:七夕との関係

7月のイベントと言えば、やはり七夕。折り紙などで作った飾りや短冊を笹につるしていくのは、小さい子どもだけではなく、大人でも意外に楽しめるものです。

今では、短冊に思い思いの願い事を書いていますが、昔は文字や歌を短冊につづり、書道などの上達を願っていたそうです。このつづった文を広げて見せるという風習から、文披月(ふみひらきづき)→文月と呼ぶようになったという説がよく言われています。

説その2:書物を大切にする習慣

7月7日つながりではこんな説も。
中国では、古くから洋服や書物を夏のよく晴れた日に虫干しをする文化がありました。時代が進むにつれ、虫干しは年中行事として7月7日に行われるようになります。日本ももちろんこの文化を取り入れました。ここから、7月は文を開く月→文月になったのではないかといわれています。

説その3:生長する稲たちに注目

文月は、新暦7月の別名であり、旧暦7月のことでもあります。旧暦7月は今で言うと7月下旬〜9月上旬くらい。
この時期は稲が生長し、背丈も大きくなっていきます。そこから稲がよく見える月、ほみつき(穂見月)→ふみづき。また、穂がふくらむ季節でもあるので、穂ふふみ月(ふふむは古語で含むや膨らむの意)→ふふみ月→ふみ月になったという説もあるそうです。

参考資料など

【参照・参考元】
相川佳予子(1980)「被服の保存・防虫に関する歴史的考察」,『繊維製品消費科学 』21(7), 271-277, 1980一般社団法人 日本繊維製品消費科学会
本田光子(2011)「曝涼・曝書と文化財IPM」,『文化財の虫菌害』 (62), 9-12, 2011-12 文化財虫害研究所
京都地主神社「七夕の歴史・由来」http://www.jishujinja.or.jp/tanabata/yurai/index.html
幸運社(2002)「四季のことば」ポケット辞典 PHP研究所
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