【クイズ】聞いたことある!?天気のことわざ(初級編)
〜空・自然・季節のクイズをプロが出題〜
2017/06/22 14:07 ウェザーニュース
「観天望気」という言葉を知っていますか?自然現象や動植物の様子などから天気を予測することを言い、生活の知恵として昔から伝わってきています。その観天望気の代表格とも言えることわざ、あなたはどれくらい知っていますか?
答え合わせと解説はこの下に
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Q1: 〇〇が低くとぶと雨。とぶのは?
正解は(2)
雨が降る前、空気中の水分が多くなると、蚊などの羽が水気をおびて下の方を飛ぶようになります。ツバメは蚊をエサにしているため、エサを求めて低く飛ぶようになるのです。
Q2: 富士山が〇〇をかぶれば雨。
正解は(3)
この「笠」とは「笠雲」と呼ばれる雲のことです。
笠雲が見られたときは、前線や雨を降らせる雲が近づいてきているときが多く、この雲が消えて間もなく厚い雲が広がってくると、天気は下り坂に向かっているサインとなります。
Q3: どうなる?
正解は(2)
猫は湿気があると、ヒゲに張りがなくなって狩りの成功率が下がるそうです。そのため、湿気を嫌がって、雨が降る前には顔を洗うと言われています。
Q4: どんな意味?
- 1. 日が照っているのに小雨が降る
- 2. 天気がコロコロ変わる
- 3. 雲間から一筋の光が差している
正解は(1)
いわゆる天気雨のことですね。
晴れているのに雨…何かに化かされている?という感覚を例えたものと考えられています。
Q5: 日がさ・月がさは雨・・・「日がさ」って?
正解は(1)
太陽や夜月の周りにできる光の輪を「かさ」と言い、特に太陽の周りにできるものを「日がさ(ハロ)」と呼びます。
ちなみに、月の周りにできるのを「月がさ(月ハロ)」と言います。
Q6: 「小春日和」はいつの季節?
- 1. 3月〜4月
- 2. 5月〜6月
- 3. 11月〜12月
正解は(3)
小春日和の本来の意味は、旧暦10月頃のよく晴れた暖かい天気を指します。
秋から冬に移行するこの時期は、まるで春のように穏やかな陽気が続くことからこう呼ばれるようになったんだとか。
春は春でも小春日和という言葉は、晩秋から冬にかけて使われるものだと覚えておいてください。
Q7: 「朝霧」は何の前兆?
正解は(1)
高気圧に覆われていると、夜間に地表の暖かさが上空に逃げる現象(放射冷却)が起こることがあります。その結果、空気が冷え込み、空気に含まれる水分が朝霧となって発生します。
逆に言うと、朝霧が発生するのは高気圧に覆われており、昼間は晴れることが多くなるのです。