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梅雨のことば、いくつ知ってる?

2017/06/19 05:29 ウェザーニュース

日本に古くから伝わる、四季折々の言葉たち。
今回は梅雨の風景にぴったりの言葉をご紹介していきます。

梅雨しずく

千葉県市川市│らぶ☆らっきーさん
「草木を潤し、輝く雨の雫」のことを表現する言葉です。

「梅雨」の語源は中国で、日本には江戸時代に伝わって来たと言われます。ただ、「梅雨」と書いて「つゆ」と呼ぶのは日本だけなのです。そんなことはつゆ知らず…。

青梅雨

北海道千歳市│地吹雪さん
新緑に降り注ぐ雨のことを、こう呼びます。

この時期のまだ紅葉していない葉っぱを青紅葉や青葉と言ったりしますが、みずみずしい新緑が雨でますます色鮮やかになる情景が思い浮かぶ言葉です。

てるてる坊主

神奈川県鎌倉市│裕裕さん
晴れを願って 軒下に吊るす風習。皆さんも作った記憶ありませんか?

実は、「坊主」という名前が付きますが、そのモデルはなんと女性。
もともとは中国にある「掃晴嬢(そうせいじょう)」という女の子の形をした人形がモデルで、その人形に和紙の着物を着させて、ほうきを持たせた後で軒先につるしていたそうです。この習慣が平安時代に日本に伝わり、そこから徐々にてるてる坊主へと変化していったのです。

ということで、実はてるてる坊主は「てるてる少女」が正しい名前だった!?ということのようです。

味わい深い梅雨の言葉と共に、雨の季節を乗り切っていきましょう!
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