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雨の季節に何を備える? 心得ておくべき2つの事

2018/06/05 17:12 ウェザーニュース

毎日のように雨が降る梅雨時期や集中豪雨が発生しやすい夏の時期は、水害に気をつけなければなりません。
土砂崩れや河川の氾濫はもちろん、山や川が近くにない都市部でも注意が必要なんです。

梅雨の時期は、梅雨前線の動きが活発化し、広範囲で記録的な雨をもたらすことがあります。また、梅雨末期は大雨が降るとされ、水害への対策を意識する方も多いはず。しかし、近年では梅雨以外にも気をつけなければならない時期が・・・。それは「ゲリラ豪雨・雷雨」が頻繁に発生する夏。予測が難しく、ある意味台風よりも厄介な存在です。

大雨に弱い都市部

千葉駅周辺冠水

その厄介なところは、予測が難しいことに加え、1時間あたりの雨量が非常に多いという点にもあります。
大量の雨水を適切に排水もしくは吸収できれば、大きな被害にはならないのですが、都市部においてはほとんど水を吸わないコンクリートやアスファルトばかり。降った雨は路面を流れ、排水路しか行き場がなくなります。

一般的な下水道や道路の側溝は、1時間あたり50mmほどの雨量であれば、対応できるように作られています。
しかし、ゲリラ豪雨・雷雨の雨量は、1時間に100mmを超える時もあり、排水が追いつかなくなります。
すると排水路はあふれ、あっという間に道路が冠水。地上であふれた水は一気に地下に流れ込むため、地下空間(地下駐車場や地下鉄など)の浸水にもつながってしまうのです。

身近な水害対策

側溝からあふれる雨水

排水路の清掃

浸水・冠水対策としては、排水口を増やしたり、雨水を一時的に貯める浸透施設の設置などが挙げられます。ただ、これらは時間やコストがかかるものなので、まずは身近な対策から行うことをおすすめします。

先程も言った通り、雨量が多く排水が追いつかなくなると庭や道路が冠水します。排水機能を低下させないためには、日頃から側溝の掃除をしておくことが大切です。この掃除ですが、町内のみなさんで定期的に行うところがあったりとその土地ごとにルールがあります。わからない場合は自治体に問い合わせるなど、雨の日が多くなる前に対応しておくのが得策です。

アンダーパス冠水

危険な場所をチェック

道路が立体交差で周辺より低くなっているようなアンダーパスは、他の場所よりも雨水がたまりやすく、冠水が発生しやすい場所です。
冠水したアンダーパスで自動車が動けなくなったり、水深によっては自動車から外にでることができなくなり、命を落とすことも。

また、冠水した道路は濁った水が流れこむため、水の下の路面状況が非常にわかりにくくなります。
進んでみたら意外に深かったり、車線が見えないために脱輪や段差へ乗り上げてしまう恐れもあります。
いつも通っている道にこのような危険な場所がないかをチェックしておき、大雨の時に迂回できるルートを確認しておくことが大切です。

いざという時のために

ゲリラ豪雨・雷雨は主に都市部に集中していますが、梅雨前線や台風による大雨は、日本全国どこでも起こります。
つまり、雨の季節の危険性は、すべての人が意識する必要があります。
いざという時どんな行動をとるべきか、事前にどんな対策をしておくと良いのか、今一度考えてみてください。

参考資料など

【参考・参照元】
JAFご当地情報局「【福岡ロードサービスだより】集中豪雨時の道路冠水にご用心!~「なぜ危険?大雨時のアンダーパス」(交)」http://jafevent.jp/area/kyushu/fukuoka/rs/1306_40_041_9.html
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