関東甲信と愛知・三重のウェザーニュース会員に富士山の写真を募った所、続々と報告が到着。
125kmほど離れた群馬県館林市や群馬県板倉町から見えたとの報告があり、しっかりとその姿を捉えた写真が送られてきています。

遠く離れたエリアからも富士山を観測できている理由は、大陸からの比較的乾いた空気が、昨日の午後から東日本の上空に流れ込んできたため。
空気中の水蒸気が少なくなり、昨日の朝よりも視程が回復しました。
午前9時の東京の視程は35km、気象台の観測でも遠くまで良く見渡すことができています。

※視程：距離毎に予め定められた目標物が確認出来るかどうかで判断。ビルやテレビ塔などを目標物とすることが多い。

さらにお膝元の静岡や山梨からは大きく裾野を広げる美しい富士山の全景の写真も多数到着。
御殿場市からは「勿論見えてますよ。近すぎかな？」、甲斐市からは「よく見えてます。ま、この天気なら当然か」とのコメントも届きました。

「今日は八ヶ岳から立山、劔岳も良く見えます」

今日の関東、東海や西日本の各地は、晴れて遠くの山もよく見ることができそうです。
紫外線は強烈なので、お出かけの際は紫外線対策を万全に。