てんびん座の探し方

てんびん座は、3等星以下の星で構成されているため、探すのが少々難しい星座。
ただ、おとめ座の1等星「スピカ」とさそり座の1等星「アンタレス」の中間くらいに位置しているので、2つの星を手がかりにすると見つけやすいですよ。
また、今の時期は21時頃に1番高度が高く(東京の場合)なり、比較的観測しやすくなるので、この時間がおすすめです。
ただ、おとめ座の1等星「スピカ」とさそり座の1等星「アンタレス」の中間くらいに位置しているので、2つの星を手がかりにすると見つけやすいですよ。
また、今の時期は21時頃に1番高度が高く(東京の場合)なり、比較的観測しやすくなるので、この時間がおすすめです。
善悪をはかる天秤

てんびん座の神話をご存知でしょうか。
天秤というと普通は物の重さなどを量りますが、神話の中ではちょっと違います。
太古の昔、神と人々は生活を共にしていました。この時は争いもなく平穏な日々。しかし、時代が進むに連れて人間は欲深くなっていきます。人の物を奪ったり、自分の地位を誇示する者が出てくると、正義の女神アストレアの天秤が活躍し始めます。この天秤で人々の善悪を量り、悪に傾いたものを冥界へ送りました。
その一方、他の神々は「醜い人間たちとはもう一緒にいられない!」と天界に帰っていきます。見放された人間たちの争いはさらに激化。悪い行動を改めるよう必死に呼びかけていたアストレアも愛想をつかし、人間のもとを離れてしまいます。
こうして使われなくなった天秤が星座になったというのが、てんびん座の神話です。
暗い星で構成されていて見つけにくい星座ではありますが…ぜひ、神話も思い出しつつ楽しんでください。
天秤というと普通は物の重さなどを量りますが、神話の中ではちょっと違います。
太古の昔、神と人々は生活を共にしていました。この時は争いもなく平穏な日々。しかし、時代が進むに連れて人間は欲深くなっていきます。人の物を奪ったり、自分の地位を誇示する者が出てくると、正義の女神アストレアの天秤が活躍し始めます。この天秤で人々の善悪を量り、悪に傾いたものを冥界へ送りました。
その一方、他の神々は「醜い人間たちとはもう一緒にいられない!」と天界に帰っていきます。見放された人間たちの争いはさらに激化。悪い行動を改めるよう必死に呼びかけていたアストレアも愛想をつかし、人間のもとを離れてしまいます。
こうして使われなくなった天秤が星座になったというのが、てんびん座の神話です。
暗い星で構成されていて見つけにくい星座ではありますが…ぜひ、神話も思い出しつつ楽しんでください。