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今年の花粉どうだった?みんな症状を振り返り

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2017/05/20 17:25 ウェザーニュース

関東、近畿以外の皆さんの症状はどうだったのか、4月26日に実施した調査結果をもとに振り返ります。
(※スギ・ヒノキ花粉の症状を指しています)

■東北(後半の方が辛かった)

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東北地方は、北部ほど「後半ツライ(4月)」傾向が顕著でした。これは、スギ花粉のピークが4月だからと考えられます。

▼寄せられたコメント
「今年の花粉は3月下旬から4月上旬にかけてがピークでした。」(青森県)

「長引いています。油断して外に出ると私は目がひどいです。」(宮城県)

■北陸、甲信北部(後半の方が辛かった)

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花粉の飛散ピークは3月なので、「前半ツライ(2~3月)」が多くなると予想していましたが…「後半ツライ(4月)」の回答が多く寄せられました。
東海や近畿のヒノキ花粉が、風によって飛ばされてきた可能性があり、それで4月がつらいと感じた方が増加したのかもしれません。

▼寄せられたコメント
「前半楽だったので、早くに薬の服用をやめていたせいか、後半少しきつかったです(^-^;」(福井県)

「3月の後半~4月上旬が今までにない酷い症状でした。今も継続して薬を服用しています。」(石川県)

■東海、甲信南部(後半の方が辛かった)

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「後半ツライ(4月)」と感じた方が多い傾向にありました。
2016年と比べると、ヒノキ花粉の1日の飛散量が多く観測されたエリアもあり、スギ花粉に比べると飛散の期間が短くても、ピーク時の飛散量は多い傾向にありました。

▼寄せられたコメント
「ヒノキはいままでほとんど大丈夫だったのに今年はヒノキの方が辛い気がする」(愛知県)

「例年よりも症状がひどかった。まだ鼻がぐずぐずしてます。」(山梨県)

■中国(後半の方が辛かった)

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「後半ツライ(4月)」と感じた方が約3割を占めました。
中国地方ではスギ花粉がダラダラと飛散したのに対し、ヒノキ花粉は一度に非常多くの花粉が飛散。ピークは短かったものの、ピーク時の飛散量は非常に多い傾向にありました。

▼寄せられたコメント
「昨年より、花粉の量が多い気がします。」(広島県)

「4月半ばから、目の痒みと鼻水が酷くなった。」(鳥取県)

■四国(前半の方が辛かった)

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四国地方では、「前半ツライ(2~3月)」が約半数に達しました。
今シーズンはスギ花粉、ヒノキ花粉共に昨年よりも多く飛散。シーズン後半(4月)は、ヒノキ花粉が大量飛散した日もありましたが、よりピークの期間が長いスギ花粉の方が、辛く感じたと考えられます。

▼寄せられたコメント
「最初からなかなか辛くて、周りもいつもよりしんどいと言っていた。」(高知県)

「今年は、2月の半ばに薬の種類を増やしました。この時辛かったです。」(愛媛県)

■九州(前半の方が辛かった)

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九州地方も四国地方と同様に「前半ツライ(2~3月)」が多く、40%に達しました。
今シーズンはスギ花粉、ヒノキ花粉共に昨年よりも多く飛散。シーズン後半(4月)は、ヒノキ花粉が大量飛散した日もありましたが、よりピークの期間が長いスギ花粉の方が、辛く感じたと考えられます。

▼寄せられたコメント
「スギとヒノキで子どもが辛そうにしてました。」(福岡県)

「3月に入った頃から鼻水はそこまでなかったですが目が痒くて痒くて!」(鹿児島県)
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