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強い風が作った造形…つるし雲

2017/05/08 19:26 ウェザーニュース

オホーツク海付近の低気圧の影響で、東北地方は強い西風が吹きました。大規模火災の発生に加担した強い風ですが、別の場所では、興味深い自然の造形を作り出しました。

ウェザーリポートを紹介

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✩︎⡱美咲 ✩︎⡱さん(山形県山形市)
「巨大なレンズ雲😳」
山形市内から月山の風下に発生したレンズ雲が見られました。

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のりやんさん(福島県福島市)
また、ほぼ同じ時間に、福島市内から安達太良山の風下に発生した吊るし雲が見られました。

山を乗り越えた風

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レンズ雲もつるし雲も、発生する要因はほぼ同じです。
単独峰の頂上付近の高さで強い風が吹き、空気が湿っている場合、山を乗り越えた風が、頂上の風下で上下に波打ち、レンズのような円盤状の雲が発生します。円盤が1枚なら「レンズ雲」。さらに上空へと波が伝わり、円盤が何枚も重なると「つるし雲」と呼ばれます。

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雲の形がわかる程度に晴れていて、風が強い日は、山の近くに、こうしたUFOのような不思議な形の雲が見られることがあります。
近くに単独峰がある方はチェックしてみては?
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