facebook line twitter mail

妙なところに虹色が…これが幻日環だ!

2018/10/10 12:38 ウェザーニュース

うっすらと雲の広がる中部エリアから、珍しい幻日環の写真が届きました。

幻日環とは、太陽の両サイドに現れる虹色現象“幻日”を結ぶ白い光のラインのこと。
雲の中にある氷の粒に太陽の光が反射・屈折することでできるため、うす~い雲が太陽にかかった時に見えます。

ウェザーリポートを紹介

ちぃちゃん🍓🍓さん(愛知県春日井市)
「ハロの輪っかの他に、太陽を突き抜けるような位置にハロより大きいまん丸な輪っかが見えていますよ~♬」
KTR3104さん(長野県小諸市)
「暈の外にもう一つ!! 」
isseiさん(愛知県瀬戸市)
「青空と薄雲と大きく幻日環。」

下り坂のサイン?
いいえ、違います。

ハロや幻日環などの虹色現象は、低気圧や前線が接近で薄い雲がかかった時、つまり天気下り坂のときによく見られます。

しかし今回は、離れつつある前線の北側に広がる雲でできたものなので、下り坂サインではなく、むしろ天気回復に向かうサインと言えそうです。
明日の中部エリアは、今日以上に広く晴れる予想です。

きれいな現象が見られて、しかも天気回復に向かうサインだなんて、見られた方はラッキーですね!