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端午の節句といえば? 意外に地域色豊かな和菓子に注目

2017/05/05 11:20 ウェザーニュース

突然ですが、皆さんに質問です。
端午の節句に食べる和菓子と言えば?

「え?柏餅でしょ!」

いえいえ、実は地域によって色々なものがあるんです。
今の回答で、皆さんの住んでいるエリアがわかってしまうかもしれません。

そこで今回は、柏餅のちょっとした豆知識とともに、それぞれの地域で食べられている端午の節句の和菓子をご紹介!

そもそもなぜ柏餅を食べるの?

み~み☆さん(東京都)
こどもの日が近づくと、和菓子屋さんやスーパーでは美味しそうな柏餅が所狭しと並び始めます。
好きな方も多いと思いますが、そもそもなぜ端午の節句に食べるんだろう・・・なんて不思議に思ったことはありませんか?

実は、柏という木はとても縁起の良いものと言われています。
柏の木は落葉樹ですが、翌年の春に新芽が出るまで葉が落ちません。
イチョウやモミジは、冬を越すために葉を落とし、幹に栄養を蓄えますが、柏は古い葉を保ちつつ越冬するんです。

この姿から、柏は代が途切れない、子どもが跡を継ぐまで親が死なないというふうにいわれ、子孫繁栄の意味が込められました。

同じように見えて…

桜餅と違って、食べる時にははがされてしまう柏の葉。そのため、葉に注目する方はあまりいないかもしれませんね。
しかし、よーく見てみると、葉の表側で包まれているものと葉の裏側で包まれているものがあるんです。

これは、柏餅の餡が数種類ある場合に(こしあん・つぶあん・味噌餡など)お店の人が一種の目印として行っているようです。

知らなかった!という方は、購入する際にちょっと注目してみてください。

柏餅以外にも注目

端午の節句の主役の座を柏餅だけに独占されては、他の和菓子たちが黙っていません!

「個性豊かで、柏餅に負けないくらい美味しい私たちも紹介してよ!」という声が聞こえてきそうなので、ここでご当地和菓子の一部ご紹介します。
朴葉巻き:猫バスにゃんこさん(長野県)、べこ餅:ローズパクト🌹&ナッツ🐕さん(北海道)、灰汁巻:ケロヨンさん(鹿児島県)、鯉生菓子:ETさん(長崎県)、笹巻:工藤さん(新潟県)、鯨羊羹:笑顔さん(宮崎県)

実はこんなに!

端午の節句に食べられるものには以下のものがあります。

東日本:柏餅
西日本:ちまき(九州は灰汁巻)

長野県から岐阜県の山間部:朴葉巻(ほおばまき)
柏の葉ではなく朴の木の葉にお餅を包んだもの。

山形県・島根県:笹巻
もち米を笹の葉にくるんでゆでたもの。

北海道・青森:べこ餅
白と黒の2種類の砂糖を使って作られた、ほんのり甘いお餅。

徳島県:麦だんご
麦粉で作られた団子。

佐賀県・長崎県:鯉生菓子
練り切りやお餅で鯉をかたどったお菓子。

宮崎県:鯨羊羹(くじらようかん)
お餅を餡で挟んだもの。

調査結果と照らし合わせると…

エリア毎の回答結果
4日(木)、ウェザーニュースの会員を対象に「端午の節句の食べ物といえば?」と聞いたところ、やはり「柏餅」が多数を占めました。

想像通りの結果となったわけですが、ここで注目して欲しいところは北陸や東海以西!「ちまき」が比較的多いですね。また、北海道は他のエリアよりも「その他」が多くなっています。

北海道でその他と答えていた方々の中には、べこ餅という声が多く見られました。また長野からはほうば巻き、長崎や佐賀からは鯉生菓子という声が届くなど、前述と一致する結果となりました。

いかがですか?自分の住んでいる地域にないものは、食べてみたくなりますね。(^^)

参考資料など

【参照・参考元】
農林水産省「特集2 新・日本の郷土食(2)」https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1205/spe2_02.html
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