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週明けは春の嵐に警戒、暴風雨で交通に影響の恐れも

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2017/04/16 16:14 ウェザーニュース

春の穏やかな陽気から一転して、週明け17日(月)~18日(火)は急速に発達する低気圧(爆弾低気圧)により、全国的に荒天、春の嵐となる恐れがあります。
交通機関にも影響が出る可能性があり注意が必要です。

雨風ともに強まる

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低気圧が日本海を発達しながら通過し、南から暖かく湿った空気が流れ込みます。

このため、太平洋側を中心に激しい雨や雷雨となり、道路冠水や河川増水、土砂災害の恐れがあります。

風は太平洋側、日本海側ともに強く、暴風による交通機関(鉄道や航空)の遅れ、運休、倒木や飛来物、停電の恐れも。

最新の情報に注意し、週末のうちにスケジュール調整・変更なども検討をしておくことをおすすめします。

>>交通機関への影響予測

各地の雨・風のピーク

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西・東日本の太平洋側では1時間に30~40mm強い雨が降る可能性も。また、特に東海東部、紀伊半島、四国、九州の南~南東斜面では1時間に50mm前後の大雨となる恐れもあります。

>>大雨のイメージと雨量の関係

昨年も同じ日に荒天、被害も発生

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【左】東京都多摩市【右上】神奈川県藤沢市【右下】富山県舟橋村
また、ちょうど1年前の2016年4月17日にも、実は同じように日本海を低気圧が発達しながら進み、日本列島に荒天をもたらしました。

【荒天による影響】
この低気圧により、全国的に風が強く、北陸や北日本を中心に30m/sを超す突風が吹きました。

工事現場の足場などが崩落、強風で転倒、飛来物による怪我、倒木、家屋への被害などが発生。
北陸新幹線は飛来物や停電の影響で30本以上が運休となりました。
また、太平洋側では大雨により道路冠水が発生した所もありました。

今回も同レベルの被害発生の恐れ

週明けにやって来る低気圧によっても、同レベルの被害・影響が発生する恐れがあります。
低気圧の位置や風向き、雨の強さにより、影響やその場所が変わることもあるため、全国的に警戒が必要です。

>>各地の詳細な天気はこちら

春の嵐に備えて

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