九州は南風も入りやすく、気温が上昇。日中の最高気温が福岡で22.1℃、鹿児島で23.2℃など、この春一番の暖かさとなりました。
熊本県人吉市では14時に25.0℃に達し、沖縄や奄美を除いて、今年初めての「夏日」となりました。

まだ雪が残る北海道も、日差しに暖められて、ぐんぐんと気温が上昇。帯広は、朝はマイナス1.6℃の冷え込みだったにも関わらず、昼間は15.2℃まで上がり、本州と変わらない暖かさとなりました。
こちらも今季一番の暖かさで、昼夜の寒暖の変化が非常に大きくなっています。

春本番の暖かさで桜の開花が急加速しています。東京・上野恩賜公園では、満開が近くなってきましたし、気象台の観測では、大分で開花、岐阜で満開が発表されました。

しかし、鹿児島では、今季一番の暖かさとなったにも関わらず、まだようやくチラホラと咲き始めた所がある程度と例年より大幅に遅れています。

理由は２つ考えられ、一つは昨年の秋から冬の前半・1月上旬まで高温状態が続いたため、休眠打破のタイミングが遅れた可能性。
もう一つは、3月の後半に低温と日差しの少ない状態が続いたことです。

今週はこのまま気温の高い日が続く見込みのため、桜も続々と咲いていきそうです。