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カリフォルニア、干ばつから一転!大雨でダム決壊寸前

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2017/03/27 17:32 ウェザーニュース

カリフォルニアが「500年に1度の大干ばつ」に見舞われていることは『月刊SORA』(2016年5月号)で報じたが、今年になって一転、大雨が続いて全米最大級のダムが決壊寸前になっている。
※こちらの記事はウェザーニュースの月刊デジタルマガジン「月刊SORA」に掲載中の記事を一部編集してご紹介しています。

「恵みの雨」がもたらした災厄

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普段のオロビルダム。左に放水路が見える
カリフォルニア州は2012年以来、干ばつに悩まされてきた。水不足で洗車や芝生の水やりが禁止されたり、農産物が枯れたり、山火事が頻発していた。

それが一転したのは今年1月。恵みの雨が乾いた大地を潤したが、雨は降りやまずに豪雨となって倒木、道路の陥没、停電、洪水などの被害を各地にもたらした。
なかでも州都サクラメントから100kmほど北のオロビルという町の巨大ダムが決壊の危機に見舞われ、全米の関心を集めている。

全米最大級のダムが決壊寸前に

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放水路からあふれた水が山を削っている
オロビルダムの堤高は約230mと米国で一番高く、貯水量は約44億m3を誇る。ちなみに、日本で堤高が一番高いのは黒部ダム(富山県)の186m、貯水量が一番多いのは徳山ダム(岐阜県)の6.6億m3だ。

降り続く雨がオロビルダムに流れ込んだため放流していたところ、2月7日に放水路が損傷して穴が開いた。オロビルダムはアースダムといって、土を台形状に形成したダムで、傾斜をつけた放水路(コンクリートで舗装)に放流していた。その放水路に、幅90m、長さ150m、深さ14mの穴が開いたのだ。

18万8000人に避難命令

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非常用放水路から越流して決壊の危機に
2月12日16時19分にダム管理局がダムに関する状況が「危機的」との見解を示したことを受けて、米国立気象局が16時35分に「鉄砲水及びダム決壊警告」を発令。その5分後にカリフォルニア州水資源局はフェザー川流域の住民に避難勧告を発令。それが避難命令に切り替わり、2月13日までに18万8000人近くが避難した。

幸い2月14日にはダムの水位が低下傾向にあることが確認されたため、住民に対する避難指示が解除された。

しかし、その後もカリフォルニア州各地で断続的に豪雨が続き、洪水による溺死、送電線の破損による感電死などが相次いでいる。5年続いた干ばつから一転して豪雨や洪水に見舞われたのだ。こうした気象の極端現象は今後も増えそうだ。
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