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花粉飛散量、九州は昨年比10倍以上の観測も!楽になるのはいつ頃?

2017.3.30発表
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2017/03/30 14:40 ウェザーニュース

3月中旬までの飛散状況のまとめを含めた、最新の花粉飛散傾向を発表します。今後の対策の参考にご活用ください。

ヒノキ花粉がまもなくピーク

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西・東日本では、スギ花粉のピークは越えて、徐々にヒノキ花粉に移り変わってきており、4月に入ると中旬にかけてヒノキ花粉がピークを迎えます。
スギ花粉も4月上旬までは多く飛ぶ可能性があるので、油断は禁物です。

3月中旬までの飛散量

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九州は昨年比10倍の所も

3月中旬(3月20日)までに観測された花粉飛散量は、九州〜東北南部では、昨年の同時期に比べて多くなっています。

症状報告
特に九州では、少ない所でも昨年の2~3倍、多い所では10倍以上の花粉を観測しており、症状も昨年に比べて重い傾向が顕著です。

東北北部では花粉の飛散が昨年よりも遅れ、3月中旬までの飛散量も昨年より少なく、半分程度の所も。そのため現時点では、東北は昨年よりもまだ症状が軽い傾向となっています。

今シーズンの特徴

急激に飛散量が増えたのが特徴的です。2月は寒さの影響を受けて飛散は控えめでしたが、関東や九州では2月終わりから、その他の西〜東日本では3月に入って強風や昇温の影響で一気に増加しました。

今後の飛散予想
楽になるのはいつ頃?

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シーズン終了は5月上旬

スギ・ヒノキ花粉を合わせた飛散量は、今シーズンを通して各地で昨年より多くなる見通しで、多い所では昨年比10倍近く(大分県)なる所も。
平年に比べ、九州、東北北部、北海道ではやや多い~多い飛散を予想しており、九州では平年の1.8倍(長崎県)の飛散となる恐れもあるため、引き続き万全な対策が必要です。

なお、花粉シーズンの終了時期は、九州では4月下旬、その他の多くの地域では5月上旬になる予想です。
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