「春霞な感じです」

「春霞がかかってる」

春の空がこのように霞がかって白っぽく見えるのはなぜでしょう？

高気圧に覆われて大気が安定すると、空気の上下運動(対流)が起こりにくく、大気の下層にチリやホコリ、水滴がたまります。これらの大きい粒子が空気中にあると、太陽光は様々な色(波長)の光が合わさった状態のまま散乱します。そのため、空は白っぽく見えてしまうのです。

霞がかった穏やかな青空にも春を感じられますが、今日は全国的に気温も高め。東京では13時時点で18.6℃を観測し、4月中旬並の気温となりました。

全国のウェザーニュース会員の皆さんの午前中〜昼間の体感報告を見ると、「暖かい」と感じる方は昨日の同じ時間よりもさらに増えているようです。

明日は、西からゆっくり天気下り坂。東日本や北日本では暖かくお出かけを楽しめる陽気が続きますが、西日本では段々と雲が広がり、雨が降り出す所もあります。日差しが乏しくなる分、今日よりも少しヒンヤリ感じられそうです。

さらに連休明けは広いエリアで雨風が強まり、気温もダウン。今の時期は、朝晩と昼間の気温差もそうですが、日々の寒暖の差にも注意が必要です。