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★4月の天体イベント★夜桜の向こうの星空にも注目を♪

めてお~るさん(秋田県能代市)

2017/04/03 20:12 ウェザーニュース

4月のお楽しみは桜だけではありません♪
主な天体イベントをチェックして、季節の楽しみ方を広げましょう!

4月上旬

アルデバラン食
1日(土)18時頃の西の空(東京)
4月最初の天体イベントは、1日(土)。
月がアルデバランという星を隠す「アルデバラン食」が起こります。

「アルデバラン」は冬の星座のひとつ、おうし座でオレンジ色に輝く1等星。
冬の星座といっても、1日は、まだ西の空の低い位置でおうし座を見ることができます。

各地のアルデバランの潜入・出現時刻は上記の表のとおりです。

潜入時刻は、まだ空に明るさが残っている最中に起こるので、1等星のアルデバランを肉眼で見るのは厳しそう。
北海道~近畿では双眼鏡、中国・四国エリア~沖縄では、望遠鏡を使えば観測することができそうです。

ただ、出現までには空は暗くなっているので、各地で肉眼でも見つけることができます。

アルデバラン食は18.9年ごとに数年間にわたって見られる周期が訪れます。
ここ数年はアルデバラン食が見られるシーズンが続いていましたが、そろそろ終盤に。
今回ほどの好条件は次の周期まで起こらないので、1日の夕方はぜひ、西の空に注目を!

木星が衝(一晩中見える)
8日(土)21時頃の南東の空(東京)
月を除けば、夜空で一番目立って明るく見える天体である木星が、8日(土)に衝※となります。

おとめ座の1等星スピカと並び明るく輝いているので、肉眼でもすぐに見つけることができます。
スピカの青白い色と木星の黄色っぽい色の美しい対比が見ものです。

※「衝(しょう)」とは、ある観測点(通常は地球)から太陽系天体を見た時に、その天体が太陽と正反対の位置にある状態のこと。
衝を迎えた木星は、しばらくの期間はほぼひと晩中見ることができ、一段と明るく輝きます。

月と木星の接近
9日~12日21時頃の南東の空(東京)
8日(土)に衝となった木星は、10日(月)~11日(火)にかけて月と接近。

スピカもそっと寄り添うようにして輝き、2日間にわたって、月・木星・スピカが近くで輝きあう姿を楽しむこができます。

11日(火)の南東の空(東京)
そして、11日(火)は満月です。
月明かりに負けずに輝く木星をどうぞお楽しみください。

4月中旬

月と土星の接近
15日~19日3時頃の南の空(東京)
17日(月)の夜明け前の南の空で、土星に徐々に欠けつつある月が近づきます。
この日の土星は、前日の23時頃に月を追いかけるように昇ってきます。
最も月と近くなるのは、東京では未明の3時45分頃。
その後、5時過ぎの夜明けとともに青空に溶け込んでいきます。

今年は何度か月と土星が近づきますが、最も近づいて見るのは今回となります。この機会をお見逃しなく!

4月下旬

4月こと座流星群※1
22日(土)21時頃の北東の空(東京)
お待たせしました!皆さんが大好きな流星群のお知らせです。
4月は22日(土)に、「4月こと座流星群」の出現数が最も多くなります。

放射点※2がある「こと座」は夏の星座ですが、4月になると20時頃から北東の空に昇るようになります。

今回の予測出現数ピークは22日(土)21時!
22日(土)深夜から23日(日)明け方が見頃となります。
週末とも重なるため、日本中で夜空を見上げている人が多いかもしれませんね。

また、ウェザーニュースでは、「4月こと座流星群」の生中継を予定しています。当日は、ぜひこちらもお楽しみください。(詳細は後日に別記事でお知らせ予定)

※1 以前は「こと座流星群」と呼ばれていた流星群ですが、現在は「4月こと座流星群」と呼ばれるようになっています。
※2 放射点:この点を中心にして、流星は放射状に流れます。

月と金星の接近
24日(月)明け方の東の空(東京)
24日(月)明け方、東の低い空では月齢27の細くなった月と金星が並ぶ様子を見ることができます。

今回の接近では、月と金星の間は約5度程と、大接近と言えるほどではありません。ただ、それでも互いの距離は十分に近く、肉眼でもその様子をとらえることができます。

月と火星の接近
28日(金)の西の空(東京)
28日(金)夜、西の空では月齢1.6の非常に細い月と火星が寄り添うように地平線の向こうに沈んでいきます。

プレミアムフライデーの楽しい帰り道、夜空を見上げてみてはいかがでしょうか。

金星最大光度
30日(日)朝6時頃の東の空(東京)
夜明け前の東の空で明けの明星として輝いている金星が、30日(日)朝6時24分に最大光度を迎えます。

ぐんぐんと上昇する太陽の少し右上に輝く金星ですが、最大光度を迎える時間はすでに太陽が昇っているため、夜明け前の東の空を観測するのがおすすめです。

◆4月14日~5月15日の期間は、ほぼ同じ明るさ(-4.5等級)の木星を楽しむことができます。

参考資料など

【参考・参照元】
『天文年鑑(2017)』誠文堂新光社
『月刊星ナビ(2017年4月)』アストロアーツ
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
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