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東海・近畿地方で春一番

▼14:30時点の風に関する報告
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2017/02/20 16:42 ウェザーニュース

今日20日(月)は、低気圧が日本海を通過。寒冷前線の通過前には各地で強い南寄りの風が吹き荒れていますが、東海地方では「春一番」が発表されました。

その後、近畿地方でも「春一番」が発表されました。
(関東、北陸、九州、四国では先週既に発表されています。)

春一番とは?

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左)花梨(カリン)🍏さん(三重県)
右)-さん(大阪府)
春一番とは、立春の後に初めて吹く、風速8m/s前後の強い南寄りの風のことです。気象台によって、詳しい定義は異なります。
春一番が吹いた日は、気温が上昇。翌日は西高東低の冬型の気圧配置となり、寒さが戻ることが多い傾向にあります。

▼昨年2016年の観測
2月13日:四国
2月14日:関東・北陸・東海・中国地方

※春一番は、立春から春分までの期間としているため、発生しない年もあります。

ちなみに、皆さんの体感は?

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まだ春一番が発表されていないエリアで皆さんに伺ったところ、15時時点で「今日吹いた!」と回答されたのは以下の割合でした。
岐阜    1.4%  静岡  55.3%
愛知    3.1%  三重  15.8%
滋賀    2.3%  京都    9.3%
大阪  61.8%  兵庫  27.2%
奈良  58.7%  和歌山 80.4%

場所によって、結構違う結果になっていますね。

なお、この強い風の影響で、一部の交通機関には遅延などの影響が出る可能性があります。
交通への影響は、実際に風が強いエリア以外でも発生する可能性がありますので、最新の情報をこまめにご確認ください。

春一番は災害発生のリスクも

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「春一番」という言葉の響きから、ウキウキした春を連想するかもしれません。ただ、春の嵐は
・雪崩
・海難事故
・山火事
など…災害をもたらすこともあり十分な警戒が必要です。

花粉の飛散にも注意

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花粉シーズンに突入している静岡や、既に飛散が本格化している関東や九州では、花粉の飛散量がやや多い予想の日があります。今日のような風が強い日や雨上がり、暖かい日などは特に花粉が飛散しやすくなるため、しっかり対策をした方が良さそうです。
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