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春の嵐に注意
強風で交通機関に影響も

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2017/02/20 09:56 ウェザーニュース

20日(月)〜21日(火)は、強まる雨風に注意が必要です。関東の沿岸など、各地で20m/sを超える風で交通に影響が出る可能性も。また、その後は北日本では大雪となる恐れがあります。

荒天の原因は?

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【20日(月)】
日本海を低気圧が通過

20日(月)〜21日(火)は、日本海を発達した低気圧が通過。そのため、低気圧接近時は、九州から東北の広いエリアで強い雨風に注意が必要です。

【21日(火)】
冬型の気圧配置で日本海側は大雪の恐れ

低気圧通過時は低気圧付近やその北側、低気圧の南でも、ドカドカと湿った雪が降り、山などは大雪の恐れがあります。
また、低気圧が去った後も、西高東低の冬型の気圧配置となります。強い寒気が流れ込むため、全国的に再び冬の寒さへ。北日本では大雪や暴風雪への警戒が必要となります。

雨風ピーク時間や影響は?

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西日本・東日本の天気詳細

20日(月)は、前線に近い所で1時間に20-30mmの短時間強雨、雷、突風の恐れ。また、強い所では最大風速25m/s前後と予想されるため、交通への影響も心配です。時間に余裕をもった行動をおすすめします。

<エリア><ピーク><予想風速(強い所で)>
・関東(伊豆~東京湾~房総)20日12時頃~18時頃:25m/s前後
(※影響は朝6時頃から出てくる可能性あり。)
・東海 20日9時頃~21時頃:20-25m/s
・西日本日本海側 20日3時頃~20日21時頃:15-20m/s
・瀬戸内側 20日15時頃~20日24時頃:10-15m/s
・西日本太平洋側 20日9時頃 ~20日15時頃:15-20m/s

前線の通過前は暖かな南風で寒さが緩むものの、この低気圧が去った後は冷たい空気が流れ込みます。そのため、21日(火)は再び冬の寒さとなります。寒暖差が大きくなるので、体調の管理にもお気をつけください。

北日本の天気詳細

仙台など東北の太平洋側では、20日の夜に雨が降る可能性があり、その後、夜遅くに風が吹き荒れます。20(月)は少し早めの帰宅がおすすめです。

<エリア><ピーク><予想風速(強い所で)>
・東北日本海側 20日夕方~21日未明:15-20m/s
・東北太平洋側 20日夜 ~21日朝:20-25m/s
(影響は21日21時頃まで継続する可能性あり。)

一方、札幌や青森など、北海道や東北では低気圧の通過時から雪が降り、低気圧通過後は強い冬型の気圧配置となるため、暴風雪や強い雪、大雪に警戒が必要です。

◆雨雲・雪雲の動き
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※最新のサーダー画像が表示されない場合は、オリジナルサイトからご確認ください。
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