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鳥取・倉吉、2月の降雪・積雪の観測記録を更新

ふみさん(13:18 鳥取県倉吉市)
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2017/02/11 14:13 ウェザーニュース

強い寒気の影響で大雪となっている山陰〜近畿北部。鳥取市では昨日10日(金)に日降雪量65cmを記録し、これまでの2月の降雪量の観測記録(64cm:1988年2月3日)を更新しました。
また、鳥取県倉吉市では、今日11日(土)10時時点で、積雪54cmを観測。これまでの2月の積雪深の観測記録(48cm:2000年2月17日)を更新しました。

13時現在の積雪深は鳥取市で91cm、倉吉で61cmとなっています。鳥取で積雪90cmに達したのは34年ぶりです。

鳥取市・倉吉市の積雪の変化

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10日13時〜11日12時
こちらは、鳥取市(上)と倉吉市(下)の積雪深の変化です。10日夕方から積雪が増加し続けていることがわかります。

災害レベルの大雪報告

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さすらいの釣り師さん(11:52 鳥取県倉吉市)
「災害レベルの雪です。雪かきをあきらめました。明日、広島に行かないといけないんだけど、行けるかなぁ…」

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ecnahc1さん(11:52 鳥取県倉吉市)

1月下旬の時と同等かそれ以上の強い寒気が流入

山陰では1月下旬にも大雪となりましたが、鳥取では今回、それ以上の積雪となっている所が多くあります。
山陰の上空の寒気に、前回1月終わり(23日)のときに比べて同等かそれよりもやや強い寒気が流れ込んだことが要因のひとつと考えられます。

◆寒気の強さ
・前回(1月23日)
 1,500mで-10℃、5,000mでー36℃
・今回(2月10日)
 1,500mで-10℃、5,000mでー40℃

(松江の観測より)

12日まで大雪ピーク続く、その後も雪が降りやすい空

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明日12日(日)の昼間には雪のピークを越えますが、冬型の気圧配置は14日(火)頃まで続き、週明けも影響が残る恐れがあります。山間部の道路などで立ち往生が発生する恐れも。不要不急の外出はなるべく控え、家で過ごすと良さそうです。

日本海側のエリアでは、雪が弱まったタイミングを見計らって、雪対策を行ってください。雪かきをする際は一人で行わないようにしてください。
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