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北の大地も桜シーズンまもなく

2017/04/25 08:49 ウェザーニュース

桜の開花前線は津軽海峡を渡り、道南エリアに上陸。一方で、東北北部でも桜の見頃を迎えており、いよいよ日本の桜シーズンもフィナーレを迎えようとしています。

第9回桜開花予想を発表します。

本開花予想は、4月13日〜4月15日の3日間にわたって実施された「全国つぼみ調査」の報告、ウェザーニュース”さくらプロジェクト”の参加者から届く桜リポート、今後の気象予測などをもとに算出しています。

桜開花予想

各名所の開花予想日
・五稜郭公園 4月25日
・北海道神宮 5月2日
・二十間道路桜並木(エゾヤマザクラ) 5月5日

【北海道】函館・札幌はGW中に見頃に

先週、気温の低い日が多かったことに加え、今週末まで気温が平年並みかやや低い日が多い傾向のため、北海道内の桜の開花はこれまでの予想よりやや遅くなる可能性があります。

ただ、極端な寒の戻りではなく、5月に入ると平年より暖かい日が多い見込み。また、全国つぼみ調査では、道南エリアで開花もしくは開花間近となった花が出始めており、道南・道央エリアは今週にも咲き始める予想です。

桜の開花前線は津軽海峡を渡り、道南エリアに上陸。札幌市や帯広市で4月30日開花の見込みです。五稜郭公園や札幌市、帯広市周辺の桜は、GW中にも見頃となり、新ひだか町の二十間道路桜並木は、GW後半から咲き始めそうです。稚内市や釧路市など道北、道東の桜は5月中旬の開花です。この頃から上空に寒気が度々流れ込み、雷雨発生の恐れがあるため、お花見の計画は天気予報とにらめっことなってしまうかもしれません。

【東北】弘前公園も間もなく満開!

2017年4月24日の弘前公園
弘前公園(青森県)や北上展勝地(岩手県)、武家屋敷のシダレザクラ(秋田県)など…先週は東北北部の桜が次々と開花!見頃を迎えている所や間もなく満開の所も多くなっています。

先週は、この時期としては寒い日も多く開花の進みはゆっくりでしたが、今週は平年並みもしくは平年より暖かい日が多いため、東北北部でも満開や桜吹雪を迎える桜が増えてきそうです。

ただ、26日(水)は雨風ともに強まる恐れがあり、その後も29日(土)までたびたび前線が通過するため、曇りや雨でお花見にはあいにくの空となりそうです。東北南部などすでに満開を迎えた桜は、散ってしまうかも…すでに満開を迎えている桜、「けっこう咲いた」桜は、晴れてぽかぽか陽気となる25日(火)までがお花見におすすめです。

ようやく咲き始めそうな桧木内川堤のソメイヨシノ(秋田県)の見頃はGW前半、小岩井農場(岩手県)は今週中に県道沿いから咲き始めてGWいっぱいお花見を楽しめそうです。
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