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【VR動画あり】なよろ雪質日本一フェスティバル2017

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2017/02/13 12:12 ウェザーニュース

「なよろ雪質日本一フェスティバル2017」とは毎年2月の二週目ころに開催される雪まつりで、期間中には国際的な雪像彫刻の大会が開かれます。「雪質日本一」など気になるキーワードがありますが、なよろ観光まちづくり協会の藤原さんにお話を伺ってきました。

VR動画でフェスティバルに行った気分♪

「なよろ雪質日本一フェスティバル2017」の名前の由来とは

昭和27年からスタートしている名寄市の雪まつりは、かつては雪人形祭りなどの名前で開催していましたが、スキージャンプの葛西選手が「ここ(名寄)の雪質は最高だ」と話したこともあり、真っ白できめ細かい名寄の雪質をアピールしていこうということでこの名前になりました。

雪の質

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名寄市は天塩川と名寄川に挟まれた細長い盆地になっています。そのため空気はよく冷え雪は細かいサラサラとしたものになります。パウダースノーよりも更にきめ細かく、シルキースノーと呼んだりもします。また、空気がよく冷えるため川では霧が発生し、条件が揃うとダイヤモンドダストやサンピラーなどといった現象にも出会えます。

雪像作りに名寄の雪や気候が適している理由は?

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雪を押し固めて作った雪柱(せっちゅう)
雪のきめ細かさです。名寄の雪はそのままですとサラサラとしてしまうのですが、箱に入れ押し固めると、削りやすいのに硬さもある雪の固まり(雪柱)ができます。このため細かい彫刻をすることができ、夜の冷え込みも厳しいので彫刻した細かい部分を維持できます。

雪柱の作り方は?

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雪柱作り
大会前までに降り積もった雪を集めておきます。その雪をロータリー車で何回も粉砕し、雪質を更に細かいものにしていきます。この雪を木で作った枠に流し込み、人の足で踏み、固めていきます。枠の大きさは3メートルのの立方体なのですが、雪柱ひとつを作るのに2〜30分かかります。

なよろ国際雪像彫刻大会ジャパンカップ

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2016年の優勝チーム(ロシア&アメリカチーム)
世界から12のチームが参加し優勝を競います。特別に賞金などはないのですが、名寄の雪で像をつくりたいとの想いで、多くのチームがエントリーしてくれます。申込みは毎年11月ころに行うのですが、今年も20を越える申込みがありました。

フェスティバルの見どころは?

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子どもたちが楽しめるゴジラの滑り台や、温かい食事、そして雪像彫刻大会が大きな見どころになります。ぜひ、来年は遊びにきてください。

なよろ雪質日本一フェスティバル2017
https://www.nayoro-kankou.com/nayorokankou_news/files/medias/yukifesu2017.pdf

動画でフェスティバルに行った気分(通常版)♪
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