■飛散開始時期はいつ頃?
西〜東日本の太平洋側は
2月上旬のうちにシーズン開始
2月上旬は、冬の寒さになる日もありますが、春の気配を感じるような暖かさになる日も。
関東や九州のまだ飛散シーズンに入っていないエリアや、中四国、近畿南部、東海地方の一部でも、2月上旬のうちに花粉シーズンに入る可能性があります。
まだ気温が低い日でも、一度暖かくなった後に風が強まると、花粉が飛散する可能性があるので、油断はできません。
関東や九州のまだ飛散シーズンに入っていないエリアや、中四国、近畿南部、東海地方の一部でも、2月上旬のうちに花粉シーズンに入る可能性があります。
まだ気温が低い日でも、一度暖かくなった後に風が強まると、花粉が飛散する可能性があるので、油断はできません。
2月下旬には北陸や東北南部でも飛散
2月中旬は、全国的に気温は低めの傾向となるものの、寒さが緩む日があると西・東日本で花粉シーズンインとなるエリアがさらに増えそうです。
また、2月下旬になると寒気が南下しにくくなって暖かい日が増えるため、北陸や東北南部でも花粉シーズンに入る予想です。
また、2月下旬になると寒気が南下しにくくなって暖かい日が増えるため、北陸や東北南部でも花粉シーズンに入る予想です。
■飛散ピークはいつ頃?
西・東日本のスギ花粉は
3月上旬〜中旬
花粉シーズンに入った後、1週間〜10日くらいで本格的な花粉シーズンに突入。
九州など早い所では2月下旬から、西〜東日本の広範囲では3月上旬~中旬、東北で3月半ば~4月半ばにスギ花粉の飛散ピークを迎える予想です。
九州など早い所では2月下旬から、西〜東日本の広範囲では3月上旬~中旬、東北で3月半ば~4月半ばにスギ花粉の飛散ピークを迎える予想です。
ヒノキ花粉は3月下旬〜4月中旬
3月が終わりに近づくとスギ花粉のピークは越え、代わって西日本からヒノキ花粉が増えてきます。九州、四国、東海、関東では3月下旬~4月上旬、中国や近畿では4月上旬~中旬にヒノキの花粉のピークとなる見通しです。
■飛散量は多い?少ない?
全国平均で平年の1.2倍、
2016年の4.4倍に
2017年のスギ・ヒノキ花粉のシーズン飛散量は、広範囲で平年(2008〜2016年平均)よりやや多い〜多く、全国平均は1.2倍の予想です。特に西日本を中心に予想飛散量が平年の1.3〜1.5倍となるエリアが目立っています。
一方、関東では平年並〜少ない予想です。
※花粉飛散量の平年値:2008年〜2016年の9年平均飛散量
※北海道はシラカバ花粉の飛散量。沖縄県は目立った花粉の飛散がないため除く
一方、関東では平年並〜少ない予想です。
※花粉飛散量の平年値:2008年〜2016年の9年平均飛散量
※北海道はシラカバ花粉の飛散量。沖縄県は目立った花粉の飛散がないため除く
西は3〜4年ぶりの大量飛散に
全国的に花粉飛散量が少なかった2016年と比べると、全国平均は4.4倍で、西日本を中心に4〜11倍となるエリアもある予想です。
西日本では広範囲で3年ぶり、特に京阪神などでは4年ぶりの大量飛散となる恐れがあります。
ここ数年、花粉症の症状が軽かった方も油断せず早め早めの対策を!
西日本では広範囲で3年ぶり、特に京阪神などでは4年ぶりの大量飛散となる恐れがあります。
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