茨城県沖で震度4の地震

この一週間で唯一発生した震度3以上の地震は、18日17時19分頃の茨城県沖を震源とするM4.2の地震です。茨城県の東海村で震度4、そのほか茨城県内を中心に震度3を観測しました。茨城県沖を震源とする、震度3以上の地震は、去年11月15日以来、約2ヶ月ぶりです。今回は地震の規模は小さめでしたが、震源が比較的陸地に近かったことで、震度4の揺れになったと見られます。
海外の地震情報

アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は2回発生しました。
22日にはソロモン諸島付近でM7.9の地震が発生。深さが100km以上と深かったため、津波の発生はありませんでしたが、このエリアでは活動の活発な状態が続いています。
22日にはソロモン諸島付近でM7.9の地震が発生。深さが100km以上と深かったため、津波の発生はありませんでしたが、このエリアでは活動の活発な状態が続いています。

イタリアでは雪崩誘発の可能性も
もう一つ注目のエリアはイタリア。すでに各所で報道されているように、マグニチュード5以上の地震が立て続けに4回発生。地震によって雪崩が誘発された可能性が指摘され、この雪崩がリゾートホテルを直撃、被害が発生しました。(今回の地震と雪崩に直接の関係はないとの見方もあります)
厳冬期に多雪地域で地震が発生した場合に、雪崩を引き起こす例は日本でもあります。最近では2011年3月12日に長野県北部で発生した地震により、長野県から新潟県にかけての山間部で雪崩が発生したことが確認されており、厳冬期の地震被害のひとつと考えておくことが必要です。
厳冬期に多雪地域で地震が発生した場合に、雪崩を引き起こす例は日本でもあります。最近では2011年3月12日に長野県北部で発生した地震により、長野県から新潟県にかけての山間部で雪崩が発生したことが確認されており、厳冬期の地震被害のひとつと考えておくことが必要です。