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地名と災害 知られざる深い関係

naokun2015さん(埼玉県)

2017/09/15 18:50 ウェザーニュース

9月1日は、防災の日。今から93年前に発生した「関東大震災」に由来し、発足されました。

1日の防災の日を含む1週間(8/30〜9/5)は防災週間と定められていますが、この時期は、地震以外にも注意を払わなければならないことがあるのです。

自分の住んでいる地域は?

今週、台風10号によって北日本では大きな被害が発生したばかりですが、各地で大雨による浸水・冠水・河川の氾濫などが相次ぐこの季節。

「家の近くの川はどうして氾濫しやすいのだろう…」
ちょっと待ってください!その川、どんな名前がついていますか?

実は地名と災害には深い関係があったのです。

今も大雨の時には注意が必要
(鬼怒川編)

dtsさん(栃木県)
鬼怒川と名付けられた由来には、諸説あります。その一つに、いつもは穏やかに流れている川だが、一旦荒れると鬼が怒ったように荒々しくなることから鬼怒川と付けられた、という説があります。

今でも記憶に新しい、去年9月に起こった鬼怒川決壊。台風の影響により、穏やかな川は一変、多くの人的被害や住宅被害を招く形となりました。

昔はよく水害に見舞われた土地
(蛇崩編)

現在、交差点の名前として残っている「蛇崩」ですが、その地名の由来には、「大蛇伝説」が挙げられています。

しかし他にも「蛇行していた川が、大雨時に水かさを増し、逆巻く激流となり、まるで蛇がのたうちまわる様に見えた」

「川岸の砂利や砂などが多く含まれた土壌がよく崩れたので砂崩川と呼ばれ、それが転じて蛇崩川になった」

などの説もあり、過去大きな水害に見舞われていたことがうかがえます。

地名に込められたメッセージ

過去にウェザーニュース会員のみなさまから、災害にまつわる身近な地名を募集した所、以下の様なコメントも頂きました。

「ウエン」、「宇遠」や「雨煙」とも表記されることもあります。アイヌ語で「悪い」の意味で、「ウエン・ベツ(川)」などは土石流が発生しやすい沢である場合がありますよ。(ロビンソンさん 北海道)

落合と言う地名ですが、落合は、川の合流点を意味する地名だそうで河川の氾濫に警戒が必要だと言ったことが地名でも分かりました。(アイスティー@skyさん 秋田)


以上のように、名前の由来には、災害の危険性や被害の記憶など、先人からの強いメッセージが込められています。
自身が住んでいる土地の名前や特色を知ることは、災害対策にもつながるのではないでしょうか。
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