
ジリジリと南西に進んでいた台風10号は北東へUターンをはじめる異例の動き。
そもそも、これまで迷走しているのも異例なのですが、これは台風が北と南の2つの高気圧に挟まれて、動きが制限されていたためです。
そもそも、これまで迷走しているのも異例なのですが、これは台風が北と南の2つの高気圧に挟まれて、動きが制限されていたためです。
Uターンさせた2つの要因

1.モンスーントラフ
モンスーントラフとは、台風が発生しやすい場所であり、日本のはるか南海上に現れる、大きな低気圧性循環(反時計回りの風の流れ)のこと。
今年の特徴として、例年よりも日本に近い場所に現れているということが挙げられます。
台風10号は、このモンスーントラフ内の風の流れに沿って、東に進み出したと考えられます。
今年の特徴として、例年よりも日本に近い場所に現れているということが挙げられます。
台風10号は、このモンスーントラフ内の風の流れに沿って、東に進み出したと考えられます。

2.日本の南にある高気圧
さらに、モンスーントラフの南では、高気圧が北へ張り出してきたため、高気圧を回る時計回りの風が台風10号を東へ押し流すようになったと考えられます。
つまり、モンスーントラフと、高気圧からの風によってUターンしたというわけです。
行く当てなくウロウロと進んでいた方向とは逆の風に乗り、一気に進み始めるというわけですね。
つまり、モンスーントラフと、高気圧からの風によってUターンしたというわけです。
行く当てなくウロウロと進んでいた方向とは逆の風に乗り、一気に進み始めるというわけですね。
2週連続の本州直撃!?

今後は勢力を強めながら30日(火)頃には本州に接近または上陸する恐れがあります。
2週連続の直撃、十分な警戒が必要です。
2週連続の直撃、十分な警戒が必要です。