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20ミリの雨、50ミリの雨、100ミリの雨…それってどんな雨?

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2016/07/15 09:56 ウェザーニュース

天気予報を見ていると、雨の強さを表す言葉で「1時間に◯ミリの雨」という言い方をしているのを耳にしたことがあるかと思います。

これは文字通り、雨量を測る升(マス)に1時間で貯まる雨の量を高さで表したものです。

ただ・・・

「20ミリの雨?50ミリの雨?」

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数字で言われても、いまいちピンとこニャいな…

という方が多いのでは。

そこで、ウェザーニュースがこれまでのウェザーリポートからの被害報告を元に作成した大雨のイメージと雨量の関係を説明したいと思います。

20mm/h 土砂降りレベル

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・傘をさしてもずぶ濡れ
・階段が滝
・側溝があふれ始める

30mm/h 低地の道路冠水レベル

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・目の前が見えにくい
・アンダーパスの冠水が始まる
・道路の低い場所の冠水
・用水路や小河川が増水する

50mm/h 道路大規模冠水レベル

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・マンホールから水が噴き出す
・広い範囲で道路冠水が始まる
・店舗浸水や床下浸水が始まる
・地下への浸水が始まる
・内水氾濫が発生しだす
・小さな土砂崩れが起きる

100mm/h 浸水・土砂災害レベル

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・床上浸水が発生する
・河川氾濫が発生する
・土砂災害が発生する

また、100mm/hを大きく超える雨になると、大規模な土砂災害や河川の氾濫に警戒が必要なレベルとなります。

あくまで目安とはなりますが、こういった値を耳にした場合、起こりうる災害を思い浮かべ、早めの行動をするようにしましょう。
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