月面Xとは?
黒く影になっている中で、アルファベットの”X”の形に浮き出ているところ…そう!実は、月面X と呼ばれているのはこの部分です。
月面Xは肉眼では見られず、望遠鏡や望遠レンズ付きの一眼レフ等で捉えることができます。
月面Xは肉眼では見られず、望遠鏡や望遠レンズ付きの一眼レフ等で捉えることができます。
月面Xの正体は?
”X”の正体は、月面にある隣接する3つのクレーター「ブランキヌス、プールバッハ、ラカーユ」の外壁です。この外壁が、アルファベットの”X”の形をしています。
3つのクレーターはまわりより高い所があり、横から特定の角度で太陽の光があたると…
・外壁の高い部分にだけ光があたる
・クレーターなど外壁より低い部分は光があたらないため見えない
このため、外壁の”X”のみが浮かび上がって見えるのです。
・外壁の高い部分にだけ光があたる
・クレーターなど外壁より低い部分は光があたらないため見えない
このため、外壁の”X”のみが浮かび上がって見えるのです。
月面Xはいつ見える?
月面Xは上弦の月の時に見られることがあります。
3つのクレーターが太陽の光に照らされる時、地球でちょうど夜のところで観測することができます。
”X”の形が見られるのは1時間程度。”X”の一部が現れてから、”X”のまわりも照らされるまで、およそ3~4時間の間、変化を楽しむことができます。
◆今回月面Xが出現する時間
・出現ピーク時間 21時30分頃
・出現時間 21時~22時頃
月面Xは年に数回ほど出現し、次回は8月10日(20時30分前後)に楽しめそうです。
3つのクレーターが太陽の光に照らされる時、地球でちょうど夜のところで観測することができます。
”X”の形が見られるのは1時間程度。”X”の一部が現れてから、”X”のまわりも照らされるまで、およそ3~4時間の間、変化を楽しむことができます。
◆今回月面Xが出現する時間
・出現ピーク時間 21時30分頃
・出現時間 21時~22時頃
月面Xは年に数回ほど出現し、次回は8月10日(20時30分前後)に楽しめそうです。