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星空Ch.


しぶんぎ座

しぶんぎ座は、18世紀の終わり頃にフランスの天文学者ジェローム・ラランドが名づけた星座の1つです。りゅう座・おおぐま座・うしかい座のあたりにあって、天体観測に使われた四分儀を元にした星座でした。1930年頃に星座の数が88個と決められた時に、しぶんぎ座は採用されなかったため、現在は存在しない幻の星座とされています。当時しぶんぎ座があった場所の近くに放射点があることから、今でもしぶんぎ座流星群と呼ばれています。