雪に慣れたエリアは13分の余裕あり
全国の皆さんに、翌朝に5cmの積雪の予報が出たとしたら、普段の何分前に起床するかを聞きました。
平均起床時間
豪雪地帯:21分57秒
非豪雪地帯:34分46秒
5cmの積雪予報が出た際、豪雪地帯の皆さんは普段より21分57秒、非豪雪地帯の皆さんは普段より34分46秒早く起きて、影響に備えることがわかりました。その差は12分49秒。
同じ量の積雪があるとしても、普段から雪の中で暮らしている分、豪雪地帯の皆さんは、睡眠時間に13分強の余裕を持てるということがわかりました。交通機関の対策の厚さや、ドライバーの雪道運転の経験などに裏打ちされたものだと言えるでしょう。
20歳未満も余裕あり
年齢ごとに普段の何分前に起床するかをまとめました。
年齢 | 平均時間 |
20代未満 | 14分31秒 |
20代 | 25分29秒 |
30代 | 28分48秒 |
40代 | 31分03秒 |
50代 | 30分25秒 |
60代以上 | 25分35秒 |
年代別にみると、20歳未満は14分31秒と、他の世代のより10分ほど短いという結果が出ました。これは雪に負けない体力・気力によるものかもしれませんが、10代の通学距離は20代以上の通勤通学距離と比べて短いことが多く、影響する交通機関などの心配が少なくて済むためだと考えられます。
また、60代になると20代と同じくらいの時間となっています。
起床時間でも新潟県は余裕あり
都道府県ごとに5cmの積雪が発生する予報が出た場合の起床時間についてを聞きました。
順位 | 都道府県 | 平均時間 |
1 | 新潟県 | 9分48秒 |
2 | 福井県 | 10分03秒 |
3 | 富山県 | 10分57秒 |
4 | 青森県 | 11分55秒 |
5 | 北海道 | 11分59秒 |
最も普段に近い時間に起きるのは新潟県の皆さんで、9分48秒。10分を切ったのは新潟県だけです。なお、1位から9位は都道府県内全域が豪雪地域と定められている地域と合致します。これら9県の平均時間は11分44秒。非豪雪地帯と比べて早起きしなくても対応できることがわかりました。
43 | 宮崎県 | 40分15秒 |
44 | 茨城県 | 40分23秒 |
45 | 大分県 | 40分28秒 |
46 | 静岡県 | 41分39秒 |
47 | 沖縄県 | 56分03秒 |
非豪雪地帯で最も短いのは大阪府の29分16秒ですが、それでも全国平均を少し下回っています。
そのほか大都市圏は、宮城県が27分26秒、東京都が21位で31分14秒。愛知県が30位で35分48秒。福岡県が37分29秒となっています。