流星キャッチャー登録者限定の特別企画。皆既月食を見逃さないように、部分月食のスタート、皆既月食のスタートを通知でお知らせします。貴重な瞬間を見逃さないように、ぜひ登録を!
今年は満月が神秘的な赤銅色に染まる皆既月食を、日本国内で見ることができます。 ウェザーニュースでは、当日に最も良く晴れると予想されるエリアから生中継!「国立天文台の専門家:内藤氏」の解説と共に、神秘的な皆既月食をお届けします。
4月4日18:00~23:00に桜企画を同時開催!
4月4日当日、住んでいる場所や旅行先などで皆既月食を見る事が
できるか『皆既月食見えるかなマップ』でチェック。
流星キャッチャー登録者限定の特別企画。皆既月食を見逃さないように、部分月食のスタート、皆既月食のスタートを通知でお知らせします。貴重な瞬間を見逃さないように、ぜひ登録を!
部分食の始め
19時15分
皆既月食の始め
20時54分
食の最大
21時00分
皆既月食の終わり
21時06分
部分食の終わり
22時45分
月食は、月が見える場所であれば、全国どこでも同じ時刻に始まって終わります。
今回の月食では、月は本影の端ぎりぎりのところを通ります。そのため、皆既食の継続時間は約12分間と短くなります。
今回の皆既月食は、月が昇ってしばらく経った南東の空で観測できます。部分食が始まる頃には月は全国で夜空に昇っているため、今回は皆既食ばかりでなく、部分食の始めから終わりまでを日本全国で見ることができます。
※次回、日本で皆既月食が見られるのは2018年1月31日です。
皆既月食とは、月が地球の影に入って欠けているように見える天体現象です。月・地球・太陽が一直線に並ぶ際に起こります。
■月食の時に現れる赤い月 月が完全に地球の本影にすっぽり入るのが皆既月食です。この際、月は見えなくなるのではなく、幻想的な赤銅色になります。これは、地球のまわりを取り巻く大気の層で太陽光が拡散されて、赤い光が月面をほんのりと照らすため起こる現象です。
皆既月食の明るさや色は5段階に分類されます。地球の大気中にあるチリの量で、通り抜ける光の量が変わり、チリが少ないとオレンジ色(図の4)のような明るい色、チリが多いと暗い色になります。
1982年の皆既月食は、エルチチョン火山の噴火で火山灰が舞い、月はほとんど真っ暗(図の0)になりました。また1993年には、2年前にあったピナツボ火山の噴火の影響で、月は灰色または焦げ茶色(図の2)となりました。
今回の皆既月食ではどんな色になるのか?ぜひ注目してみてください。
成層圏上部のオゾン層では、赤い光が吸収されて青い光が透過します。この青色の光が地球の本影と半影の境目を縁取っていて、月に青色のベルトが投影される「ターコイズフリンジ」現象が起こります。
部分食中(月が地球の半影から本影に入る時、本影から半影に入る時)に淡い青色の帯が出現します。目視では確認が難しい現象ですが、カメラを用いるとターコイズフリンジを捉えることができるかもしれません。