端末や配信の選択

気象庁が緊急地震速報(予報)を発表してから端末が報知を開始するまでに要する時間

気象庁から緊急地震速報(予報)を受信してから1秒以内に演算及び配信処理を終えるよう、システムを構築しています。ただし、配信サーバーからインターネット回線を経由して各端末に通知するので、この間に1秒以上の遅延が生じる可能性があります。

気象庁から端末まで配信をとぎれさせないような十分な対策をとっているもの

気象庁から緊急地震速報(予報)を受信にあたっては、回線(専用線)を冗長化しています。ただし、配信サーバーからインターネットを介して、インターネット回線を経由して各端末に通知することから、端末の置かれている状況によっては、通信が途絶え、通知を受けられない場合があります。

時刻の誤差が常に±1秒以内となるよう時刻合わせしているもの

配信サーバーではNTPを利用して時刻合わせを実施しています。ただし、利用者の端末に関する時刻合わせは端末の設定に依存します。

配信・許可事業者によるサポートが充実しているもの

問い合わせフォームとサポートデスクで問合せを受け付けます。また、機能と使い方を説明したページからも確認することが可能です。
端末や回線等に対して施す措置

耐震固定等地震の揺れへの対策を推奨

配信サーバーは、耐震構造のデータセンター内に設置してあります。ただし、利用者の端末については、端末の使用方法に依存します。

無停電化を推奨

配信サーバーは、無停電化されたデータセンター内に設置してあります。ただし、利用者の端末については、端末の使用方法に依存します。

サーバーから端末までの回線は常時接続できる回線を使用することが必須

配信サーバーからインターネット回線までの配信については常時監視を行い、バックアップ回線への自動切り替えを行っています。ただし、インターネット回線を通じて各端末に通知することから、端末の置かれている状況によっては、接続されていない場合があります。
予想した猶予時間による報知

猶予時間がない場合でも報知させることを推奨

猶予時間に関わらず、緊急地震速報を通知します。

猶予時間+10秒程度は安全確保を促す報知を継続させることを推奨

端末は緊急地震速報を受信した時、音声にて通知を行います。
予想した震度による報知

端末利用者が必要とする設定震度を超えたときに報知させることを推奨

利用者が端末に設定したしきい値を超えた場合に緊急地震速報を通知します。
精度情報等による報知

複数観測点のデータに基づく緊急地震速報(業)で報知させることを推奨

複数観測点のデータに基づく緊急地震速報(業)である場合に緊急地震速報を通知します。
深発地震についての緊急地震速報(業)による報知

深発地震では正確な震度の予想は困難なことから報知させないことを推奨。ただし、深発地震でも経験的に大きな揺れが観測される東日本の太平洋側のような地域では、報知させる選択もある

震源の深さが150キロメートル以上である場合には緊急地震速報を通知しません。地域に応じて通知することはしていません。
報知の内容

最初にNHKチャイム音を用いた報知をさせることを推奨

オリジナルの音源を用いています。

予想した震度や猶予時間については具体的に報知させないことを推奨。ただし、端末利用者が緊急地震速報(業)の誤差や技術的限界について理解していれば、具体的な予想震度、猶予時間を報知させる選択もある

利用者に対して、サイトの中で緊急地震速報の仕組みやサービス内容を周知した上で、予測震度、予測到達時間を表示しています。
緊急地震速報(業)で報知を行った後に同一地震または別の地震について提供される緊急地震速報(業)による報知

予想した震度または猶予時間を報知している場合は、予想した震度が大きくなる場合または猶予時間が短くなる場合に報知内容を変更することを推奨。それ以外の場合は、報知内容は変更しないことを推奨

気象庁から緊急地震速報(予報)を続けて受信した場合、予想震度、予想到達時間を計算し直して、しきい値を超える端末に対して緊急地震速報を通知します。
キャンセル報の扱い

報知した緊急地震速報(業)に対してのキャンセル報が提供された場合は、キャンセルされた旨を報知させることを推奨

キャンセル報を受信した場合は、画面に「緊急地震速報は取り消されました」と表示します。

報知しなかった緊急地震速報(業)に対してのキャンセル報は、報知させないこと

報知しなかった緊急地震速報(業)に対してのキャンセル報は配信しません。
試験

テスト報を受けて行う端末の試験の実施を推奨

テスト報を受けて行う端末の試験は実施していません。

普段はテスト報を受けても端末が動作しないように設定しておくことを推奨

配信サーバーはテスト報を受けても端末には配信しません。
訓練

端末が持つ訓練機能による報知または訓練報を受けての報知を見聞きしての訓練の実施を推奨

端末にはデモンストレーション機能を用意しています。

普段は訓練報を受けても端末が動作しないように設定しておくことを推奨

配信サーバーは訓練報を受けても端末には配信しません。
配信・許可事業者への連絡

配信・許可事業者に利用方法等について連絡することを推奨

問い合わせフォームとサポートデスクで問合せを受け付けます。また、機能と使い方を説明したページからも確認することが可能です。