北陸は体温並みの厳しい暑さ　明日は関東で35℃前後まで上昇

今日は日本の南に張り出す高気圧から、日本海に進んできた梅雨前線に向かって南寄りの風が強く吹き込んでいます。この風が山越えとなった地域ではフェーン現象によって気温が上昇しました。

特に気温が上がったのは北陸で、15時00分までの最高気温は石川県小松市で36.9℃、富山市で36.3℃など体温並みになった所もあります。北陸以外でも香川県綾川町・滝宮で35.0℃、大分市で34.9℃、岩手県岩泉町で34.8℃など35℃前後の厳しい暑さです。

関東から近畿は極端な暑さではなかったものの、東京都心で31.4℃、大阪市で31.8℃といずれも6日連続の真夏日になりました。
全国のアメダス観測値・ランキング

明日22日(日)は梅雨前線が南下し、今日よりも曇りや雨のエリアが拡大します。一時的に雨が強まる九州や中国地方などは気温が上がらず、福岡市や広島市は最高気温が30℃に届かない予想です。

一方で、前線の影響が小さく晴れる関東甲信や東北南部は今日以上の暑さになります。東京都心や仙台市は33℃まで上がり、内陸部の福島市や前橋市、長野市などは35℃以上の猛暑日になる見込みです。

日曜日で外出を予定している方は、帽子や日傘などで日差しを防ぎ、こまめな水分補給や塩分補給など熱中症対策をしっかりと行ってください。
熱中症情報 暑さ指数(WBGT)を確認
GPS検索 ピンポイント天気予報ピンポイント天気予報