関東南部でうっすらとハロ
天気下り坂で午後は傘が必須

「ハロ」は、上空の高いところに太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっているときに、太陽の周りにボンヤリと見えるリング状の明るい部分のことを指します。暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれる虹色現象です。

通常の虹とは違い、上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が内側に曲げられ、光の強い部分が環状に見られます。

今日は梅雨前線が日本海まで北上していて、西日本や中部地方を中心に雨が降っています。関東も前線に近い北部では雨の降っている所がありますが、南部では前線の際の薄い雲がほとんどで、ハロが見られていると考えられます。

午後にかけては前線の東進に伴って、雨の範囲が広がる見込みです。関東南部も昼頃から雨の降り出す所が多く、夕方以降は本降りの雨になるとみています。

関東でより雨が強まりやすくなるのは日付が変わってからで、明日の朝が雨のピークになる見込みです。局地的には1時間に30mm以上の激しい雨となるおそれがあります。水たまりのできやすい所やアンダーパスなどは避けた方が良さそうです。

昼間は段々と雨が降りにくくなりますが、にわか雨の心配が残ります。明日もお出かけには折りたたみの傘をお持ちください。
雨雲レーダー雨雲レーダー

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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
麻亜沙さん