金星の日面通過は、太陽・金星・地球が一直線に並んだ時に起こります。地球から見ると、太陽の表面を小さな丸い影(金星)が移動しているように見えます。
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金星の日面通過とは?
金星の日面通過は、太陽・金星・地球が一直線に並んだ時に起こります。地球から見ると、太陽の表面を小さな丸い影(金星)が移動しているように見えます。

金星の公転軌道面は、地球の公転軌道面に対して3.4°傾いています。このため、金星と地球の公転軌道面が交わる場所で内合(太陽・内惑星・地球が直線に並ぶ)する時にしか、日面通過は起こりません。さらに、太陽を向いている面(昼間の地域)しか見られないため、非常に稀少な天体ショーです。
※内惑星:地球より内側で公転する水星・金星のこと